可動式ウッドデッキをDIYした時の工程と反省点

以前(2016年)に作った可動式ウッドデッキの工程と、ある程度時間が経過してから見えて来た反省点を改めてまとめてみたいと思います。この数年であらゆるもの(思い出せる範囲で、倉庫の改修収納内の造作太陽光発電タイル貼り・収納・下駄箱サーフボード置き場床修繕・お風呂の天壁造作など)を素人ながらに作って来ましたが、DIYの腕は格段に上がったと我ながらに思えます。そういった中で昔作ったものを見返してみると「ここをもうちょっと、こうしておけば良かったな~」と思う事があるんですよね。そういった事も踏まえて可動式ウッドデッキを作った時の(当時はそこまで写真を細かく撮っていなかったので)簡単な工程と、今思う反省点をお話しして行きたいと思います。ちなみに、解説の中には現在の写真を使っていることもありますので、ご了承下さい。

可動式ウッドデッキの工程

これからイズムが作った可動式ウッドデッキの簡単な工程をお話しして行きますが、タイトルにDIYと付けているように、イズムは素人です。素人ながらに弱い頭で考えて自分なりに形にして行った工程になりますので、この施工が正しいのかどうかは別です^^;ただ、数年経った今でも頑丈に建っており問題なく使えています。

一番最初に取り組んだのは束です。ウッドデッキの土台となる部分ですね。写真にはないですが、束石の下には穴を掘って砂利を入れて押し固めています。その上にモルタルを流し込み束石を置いて更に束石の周りにもモルタルを流し込んでいます。

金具が付いた束石を使っているので、その金具と柱となる75㎜×75㎜の角材をネジ止めしました。

ここで写真を一気に飛んでしまいますが、同じ工程を4度繰り返して柱を4本立てて、そこに2×4材で屋根の土台を組み、もしもの事を考えて隣の倉庫と屋根材の一部分を繋ぎ合わせておきましたので、これでかなり頑丈です。

屋根材はオンデュビラタイルという400㎜×1060㎜のタイルタイプを使いました。見た目もお洒落で雰囲気がガラッと変わりますよ^^

反省点としては、軒をもう少し出せば良かったという点と、屋根材の色合いをもう少し落ち着いたシェードレッドやブラウンにすれば良かったかなという点です。

また、一本柱を追加して自宅の壁に取り付けて、

子供の為にそこへブランコを取り付けてみました^^

写真が前後してしまっていますが、こちらが屋根を取り付けた状態のウッドデッキ全体です。

壁を取り付けて行きます。材料は野地板を塗装しただけのものです。

これで完成したのですが、内側に光が全く入らないので、くり抜いて

小窓をポリカ中空ボードで作りました。これで少しは明るくなりそうです^^

次にウッドデッキの床を作って行きます。仕入れた材料は防腐2×6材・2×4材・1×4材で、2×4材と1×3材は根太として使います。

屋外で使う木材なので塗装しておきましょう。予算に余裕がある方はこういった一般的な木材よりもハードウッドがお勧めになります。ハードウッドは耐久性に優れているので屋外で使うのに最適です。価格は一般的な木材よりも高いというデメリットはありますが、メンテナンスなどを考えて長い目でみればハードウッドの方が安くつく可能性も高いのでウッドデッキを作る際には良く考えてから材料を仕入れましょう。ちなみに、ハードウッドの中でもセランガンバツは施工性も良いですし価格も安めですのでお勧めです。(硬すぎるハードウッドは素人には扱えません。)

今回のDIYは、大掛かりだったので事前に設計図も書きました!まぁ、この通りにはいかないですけどね。

塗装が終わったら設計図を基に組み立てて行きます。これが根太(2×4材と1×3材)となります。

その上に2×6材を載せていく感じですね。

全て貼り終わりました!ちょい歪んでますが素人にしては良い出来ではないでしょうか^^

この時点での反省点は、2×6材は大げさだったかな?という点と木材と木材の間に隙間を開けるべきだったという点です。2×6材だと38㎜×140㎜なのでちょっと厚みがあるんですよね。1×6材の19㎜×140㎜でも良かったかなと。安くもなりますしね。後は木材同士の間に隙間がないので風通しが悪く痛みが早くなりそうという事と、間にゴミが挟まり取れ難い・・・次回作るならこういった点を気にしながら作りますね。

そして、最後に可動式の部分ですが、ウッドデッキの床部分は根太(土台)とはくっついておらず、蝶番で繋がっている状態です。ですので、持ち上げるとこの様に床の部分を立てることが出来るんです。

内側から見るとこんな感じ。実は元々ウッドデッキではなく自転車置き場として、これを作っていたんです。でも、いざ作ってみると結構な頻度でウッドデッキを使うので、今では上げることはなくウッドデッキの状態のまま使っています。後日ですが別途自転車置き場(サーフボード置き場)は作りました^^;

蝶番はここに付いています。

そして、上部ではこの様にフックを付けて固定することが出来るようになっています。

表側にも同じようにフックを付けました。

反省点としては、可動式にしても今は可動させていない、と言うか蝶番を止めていたネジが折れて今では蝶番を外してしまいました。

今ではこの様になくなっているので、常にウッドデッキの状態です。反省点としては、取り付けたネジが弱く錆びてしまったという点でしょう。今では全てステンレス製のネジを使うようにしています。まぁ、我が家は海の側なので最初からステンレスを使うべきでしたね^^;

以上が可動式ウッドデッキ、基、ウッドデッキのDIY工程と反省点でした。

晴れた暖かい日にはお昼ご飯をウッドデッキで食べたり、ハンモックを付けて読書したりと我が家ではウッドデッキを良く使っています。ちなみに、我が家で使っているこのハンモックはとても良いですよ^^一般的なハンモックだと写真の様な木の棒はなく布や紐だけですので、寝転ぶとかなり包まれてしまうんですが、木の棒がかましてあることで余計な包みはなくなり、ゆったりとした空間が出来て寝心地が良いんです^^

あなたのお家にもお庭があればウッドデッキを作ってお庭で過ごせる時間を増やしてみて下さいね。ウッドデッキ用の木材を購入するなら、こちらのハードウッドが安く買える卯之木屋さんはお勧めです^^ハードウッドの中でもDIYに適していて安いセランガンバツが良いですよ。

   

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筆者

著者イズム

房総ismの記事は全てイズムが執筆しております。房総半島の御宿町へ2017年に移住、移住後にイズムが体験したお金や地域の生の声を記事にしています!

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イズムは不動産業界歴17年、会社経営12年、戸建投資歴5年になります。

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