房総半島には館山城、久留里城、大多喜城、千葉城の4つのお城がありますが、房総ismの扱うエリアでは千葉城以外の3つに絞られます。これらのお城は全て観光用に復元または城を模造して造られているものですので、歴史的価値の高い姫路城などと同じように歴史的価値がある訳ではありません。しかし、山々に囲まれ威厳をなすお城は見る者を圧倒する力がありますので、是非一度、房総半島のお城を巡ってみて下さい。
そして、今回これら3つのお城の中の最も北側に位置する大多喜城に行って来ましたので、レポートさせていただきます!
駅からはある程度距離があり遠いので、電車の方はタクシーなどを利用するのが良いかと。歩くと20分以上はかかると思います。
車の方は、無料駐車場が完備されているので、こちらに停めましょう。
駐車場の出入口付近には、お店が並んでおり帰りに立ち寄るのも良いですね。
しかし、朝一はどのお店も閉まっておりました^^;帰りに開いていたら寄っていみます。
ちなみに、トイレもお城に合わせたデザインになっており、町が観光に力を入れているのが伝わって来ます。
駐車場からお城までは5~6分ほど歩きます。あっ書いてありますね^^
大多喜城は、古くから残るお城ではなく本丸跡に城に模したお城を築城したものになるので、大多喜城跡と確り記載されていました。
この坂道をひたすら登ります。
途中、左側に大多喜水道なるものがありました。昔の水道管ということですね。
中をよ~く覗いてみると向こう側に出口があるのが分かります。
訪れた日は文化の日だった為、入館料が無料でした^^こういった無料開放の日は年に2回ありますので、利用するのも手ですね。詳細は記事の最後に書いてありますので見てみて下さい。
写真だと分かりづらいですが、こちらは俗に言うお堀というものです。普通は水が張ってあり攻めにくくしているのですが、大多喜城のお堀は空堀と言い水がないお堀なんだとか。その方が落ちた時にダメージが大きいので効果的だったとも言われています。
右手にはちょっとした公園がありました。
公園内には階段があり登ってみると
鐘つき堂がありました。鐘をつくことはできませんが、ベンチなどもありますのでゆったりと休憩するには良いスペースです。
お城の目の前には研修館という建物があり、調度イベントをしていたので参加してみました^^
どんなイベントかと言うと、甲冑の試着です!中々こんな機会はないので、やっていたら参加必至!ちなみに料金は無料でした^^
中に入ると多くの甲冑が用意されています。
有名武将毎に用意があり、イズムは真田幸村の名で知られる真田信繁の甲冑を選択しました。幸村の甲冑は赤で有名ですが、現存する幸村の甲冑は黒ばかりなので、実は赤ではなかったのではないかとも言われていますね。
こちらが甲冑の試着後。15キロほどあるのでかなり重いです。
刀も数キロありそう。当時の刀よりも何故か重く造られているんだそうです。
この様に記念撮影することも可能です^^
やっと大多喜城に到着しました!思ったよりもこじんまりとしたお城ですね。
大多喜城と言っていますが、正式には千葉県立中央博物館 大多喜城分館になります。そう、お城ではなくお城造りの博物館なんですね。
中に入ると受付がありますが、普段はこちらでお支払い。
お土産なども売っています。
入口横には日本刀ができるまでという映像が流れていました。祝日だと言うのに空いていますね^^;
甲冑の試着イベントをしていなくても、こちらで兜を被り写真を撮ることは出来ますよ。
展示スペースは撮影不可でしたので、天守閣最上部の眺めだけ^^;城下町を見下ろせます。
反対側は夷隅川を見ることができますが、この時は台風の後で水かさが増えて濁っていますね。
お城の外には大多喜駅へ通じる遊歩道があるようです。
こちらの階段を降りれば行けるようですね。
森の中を歩けるので気持ちよさそう^^
行きに閉まっていたお店も帰りには開いていました。
大多喜町立のお土産屋さんです。
隣には、そば処。
鹿のから揚げなどもありますね^^;
外にも席はありますが、駐車場の目の前なのでちょっと微妙です。
店内はこじんまりとしておりテーブル席3つにカウンター席3つ。
折角なのでいただきました^^イズムは自然薯とろろ定食。普通に美味しかった~。わらび餅は子供に全て食べられてしまいましたが・・・
基本的には室内ですので、雨の日に大多喜ハーブガーデンと一緒に楽しむというのもありかも知れませんね^^
正式には、千葉県立中央博物館 大多喜城分館です。
千葉県夷隅郡大多喜町大多喜481
0470-82-3007
休館日は、毎週月曜日(月曜日が休日の場合は開館し、次の平日休館)年末年始
開館時間は、午前9時~午後4時30分
入館料は、一般が200円(団体160円)高大学生は100円(団体80円)
企画展開催中は一般300円高大学生150円と変更になるようですので、注意が必要です。ちなみに、中学生以下、65歳以上、身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳をお持ちの方と介助者は無料になります。また、前述したように、県民の日6月15日と文化の日11月3日は、全員無料です。
他にも年間パスポートなどもあるようですが、詳細はホームページ等を確認して下さい。
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