9月の始めに冷蔵庫を購入したのですが、先日冷蔵庫の搬入がありました。問題なく設置出来たのですが、我が家の扉はどこも広々としていて余裕だなと思っていたにも関わらず、(素人から見て大変そうに見えただけかも知れませんが)意外と大変そうだったので冷蔵庫の幅と扉の幅がどれくらい差(隙間)があれば良いのかを色々と調べてみました。
状況にもよるが6cmから10cmは余裕を見ていた方が良い
調べてみた結果、扉の幅は冷蔵庫の幅プラス6cm(60mm)~10cm(100mm)くらいはあった方が良さそうです。これは単純に家電量販店のホームページなどで書かれていたものを参考にしています。
状況と言うのは、冷蔵庫を搬入する時に扉に向かって直線で入れることが出来るのか、斜めに入れて行く必要があるのかなどの違いです。当然ながら斜めに入れる必要がある場合は、幅がその分必要になって来るので冷蔵庫の幅プラス10cmほどの隙間余裕が要るということですね。
我が家の場合の具体的な数値
イズムが購入した冷蔵庫の幅は685mmです。どの冷蔵庫を購入したのかは、私が冷蔵庫選びで日立を選んだ理由を見ていただければ分かります。
そして、扉の有効幅は約750mm。冷蔵庫と扉の隙間は約65mmということになります。
なぜ有効幅と言ったのかと言うと、扉が90度までしか開かないので実際の幅よりも狭くしてしまっているんですね。
例えば、こちらの扉だと約180度扉が開くので
扉の端から端までを有効に使うことが出来ます。
こちらで測ってみると約800mm幅があるのが分かりますね。
扉がどういう開き方をするのかで大きく有効幅は変わって来るという事です。こういった点にも注意しながらあなたの自宅の扉はどれくらいの幅があるのかを確認してみて下さいね。
冷蔵室幅と扉幅の隙間が65mmの時の搬入の様子
我が家は玄関回りが狭く直線で冷蔵庫を入れることが出来なかったので、和室の窓から入れることとなりました。
この辺りはかなりの余裕があるのでスムーズです。
窓の幅は835mmで150mmの余裕があります。やはり隙間が15cmという事と直線で入れることが出来るというのは大きいですね。
こちらが和室の引き戸。
幅は窓と同じく835mmですので150mmの余裕があるという事になります。
そして、こちらが最後の難関であるリビングの扉。幅は750mmですので隙間は65mmです。
やはりここは隙間が65mmと狭いという事もありますし、和室扉との兼ね合いで斜めに入れて行くしかなかったので、少し手間取っていましたが
ギリギリ何とかクリア^^
後は元々の冷蔵庫があった場所へ設置してもらいました。
設置完了です。
直線であれば左右に数mmあれば搬入可能
イズムの家の場合は最小余裕幅が65mmと左右の隙間が3cmづつでしたが、この隙間で斜めに入れて行っても実際には少し手間取りながらも難なく搬入に成功していました。搬入していただいた業者さんに少しお話しを伺いましたが、物理的には直線であればドアと冷蔵庫の隙間は数mmあれば搬入可能とのこと。ただ、手元がぶれてしまうと建具や冷蔵庫を傷つけてしまう可能性があるので、そういった状況をなるべく避けたいが為に家電量販店ではかなりの余裕をもって隙間を必要とするとしているのだとか。
実際にイズムの姉家族の自宅でも最近冷蔵庫を購入したのですが、隙間僅か数mmだったようです。
この時は、リビングへの扉の隙間がなく、玄関前で箱から冷蔵庫を出す前に色々と選択を求められたようで、このまま諦めて違う冷蔵庫に変更する、箱から出して一度入るかどうかを挑戦してみる、ただダメだった時は作業員を増やして違う方法で再挑戦することになるので、箱から出した状態で玄関先に数日間置いておくことになる。この様な選択を迫られたようです。旦那さんが手伝うと言ってもダメだったようですね。保険の関係や規約か何か決まりごとがあるのでしょう。
最終的には、ダメなら玄関先に数日間放置で良いという選択をして挑戦をしてもらったようです。この時はリビングと廊下の間にある扉の幅が狭くドアが付いたままだと完全に入らないので、ドアを外したとのこと。写真で見るとドアがないの分かりますよね^^;
こちらがリビング側へ冷蔵庫が抜けた時の写真です。冷蔵庫と扉枠との隙間は数mm程度だったようです。直線だったこと立てて運ぶことなど幸いなことも重なり通過出来たのだと思います。
ちなみに、こういった時は業者さんはドアの取り外しや取り付けはしてくれませんのでご注意を。これも業者がやると後から建付けが悪くなったなどクレームが来ることを恐れてやらないのだと思います。この時は旦那さんがドアの取り外しと取り付けをしたようです。こういった事が出来ない方は冷蔵庫のサイズは余裕をもって購入しましょう。
階段やクランク壁にも注意
家の中に冷蔵庫を入れる際には、扉だけではなくエレベーターや階段、クランクになった壁なども難関となります。この辺りにも冷蔵庫の幅プラス6cm~10cmくらいは見ておいた方が良さそうです。
我が家の場合は、そこまで難関にはならなかったものの、和室から玄関廊下、リビング扉までのちょっとしたクランクが大変そうでした。
斜めになってしまうと必要な幅も増えて来るんですよね。
なお、冷蔵庫は高さも結構あるので、立てたまま運ぶわけには行きません。どうしても寝かせた状態で回すことになる為に振れ幅も大きくなり、単純に冷蔵庫幅よりも扉の幅があれば良いというわけでもなさそうです。
最悪の場合はクレーンや吊り上げ搬入
冷蔵庫を購入したのに扉から入れることが出来ないとなると、最悪ケースはクレーンを使ったり、手吊り上げ作業で窓から入れるという方法が取られるようですが、これには当然ながら別途料金がかかって来ます。相場的には2万円~3万円前後かかるようですので、折角安く冷蔵庫を購入したのに・・・と後悔することになってしまいますね。
こういった事にならないようにするには、事前に自宅の扉や廊下、階段などの寸法を測り入れることが出来る最大幅を確認しておくことです。幅が700mm以下の場合は必然的に650mm以下の冷蔵庫となるでしょう。この場合、余裕をもたせるには600mm以下が良さそうですね。
冷蔵庫を安く購入する具体的な方法を冷蔵庫を家電量販店1店舗のみで交渉なしで安く(最安値)購入する方法にてお話ししていますので、合わせて読んでみて下さいね。
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