二拠点生活(デュアルライフ)の真実。実際にかかった費用も公開してます。

二拠点生活(デュアルライフ)

ざっくりとですが、「二拠点生活(デュアルライフ)ってどうなのよ?」という疑問に答えてみたいと思います。この記事を読むことで、二拠点生活(デュアルライフ)の素晴らしい点と現実的な問題が理解出来ます。
この記事を書いているイズムは、房総半島へ移住する前に二拠点生活(デュアルライフ)を2度経験したことがありますので、その時の実体験を基に真実を伝えられると思います。

二拠点生活(デュアルライフ)とは、仕事に通いやすい都会などの主軸とする家とは別に、自然溢れる田舎などへもう一つ家を持ち、毎週または毎月通う生活のことを言います。
この充実した様な生活でも明と暗があり、これらを理解せずに勢いだけで始めてしまうと、後悔することになりかねませんので、二拠点生活(デュアルライフ)のメリットとデメリットをよく理解した上で始めた方がいいでしょう。

二拠点生活(デュアルライフ)には魅力もあるがデメリットも多くある

バリバリと都会で仕事をして、週末には田舎へ行きゆったりとした生活を送る。

こんなライフスタイルを聞くと「羨ましい」「充実していそう」と思ってしまうかも知れませんが、この生活を維持するにはそれなりの苦労が付いて回るのです。具体的にどんな苦労なのかデメリットをイズムの実体験を基に見て行きましょう。

 

誰もが気になるお金の問題

2つの拠点に家を持つということは、1つの家を持つよりも当然ながら2倍の出費があります。

二拠点生活の家のスタイルは以下の様に色々な組み合わせがありますね。

  • 賃貸×賃貸
  • 持ち家×賃貸
  • 賃貸×持ち家
  • 実家×賃貸
  • 実家×持ち家

上から都会も賃貸で田舎も賃貸。都会は持ち家で田舎は賃貸、都会は賃貸で田舎は持ち家、都会は実家で田舎は賃貸、都会は実家で田舎は持ち家。この他にも両方とも持ち家などもあると思いますが、あまり現実的ではないので記載しておりません。イズムの場合は、1回目の二拠点生活の時が賃貸×賃貸で2回目が実家×持ち家でした。

当然ながらに賃貸×賃貸は家賃がダブルでかかる事になるので、それ相応の固定費用が発生して来ます。持ち家も例外ではなく恐らくローンの支払いがあるので、家計に重くのしかかって来ることになるでしょう。ちなみに、イズムの場合は賃貸×賃貸ですが、田舎での賃貸は先輩とシェアしていたので家賃は半額でしたのでかなりコストは抑えられていました。都会での家賃が9万円(当時は一人暮らし)で田舎の家賃が4.5万円の半分22,500円でしたので、合わせて112,500円ですね。

2回目の二拠点生活時には、結婚しており実家と田舎では家を購入して持ち家という状態でした。田舎に持ち家を購入した経緯は筆者であるイズムに付いてで詳細を書いてありますので、ご興味のある方は覗いてみて下さい^^;実家は食費として月に3万円程度の支払い、田舎の持ち家のローン支払いが2.3万円程度ですので、合わせても5.3万円くらいでした。

イズムは、賃貸をシェアしたり、実家を利用したり、安い持ち家で激安ローンという形で家に付いては安く抑えて来たなと感じていますが、普通に賃貸×賃貸である場合や持ち家×賃貸である場合には、月に十数万から二十万くらいかかってしまう可能性もありますね。この他にも光熱費などもかかって来ます。家は一度決めてしまうとずっと払い続けるものになりますので、無理のない範囲で物件選びを行い慎重に判断することが大切になるでしょう。

 

お金の問題はこれだけではなく、二拠点分の生活雑貨・日用品、家具などにもかかって来ます。田舎の家では最低限の物をだけを揃えるようにすることが重要です。せっかくの田舎なんだからTVはいらないと思うのであれば買わない方が良いですね。イズムは小さいTV(3万円くらい)を買いました^^;後は食事を自炊するのであればテーブル、冷蔵庫に、お皿やスプーンフォーク、コップなども買わなければなりませんが、都会の家から持って行けるものは持って行ってなるべく購入するのは最終手段としましょう。

他にも交通費もかかりますね。交通費に関しては次でお話ししたいと思います。

 

移動は思っていた以上に大変

二拠点生活になると毎週のように移動することになります。これが苦痛になって二拠点生活を止めてしまうという方もいるでしょう。ですから、毎週移動するのに苦痛だと思わない距離や時間の地域を選ぶという事も重要になります。イズムの場合は、横浜から房総半島の御宿町という地域でしたので、夜中でアクアラインに乗って片道1時間半、昼間だと2時間といった感じでした。恐らくこれ以上遠いと通うのは厳しかったと思います。

中には東京から長野や新潟などに通っている方もいるでしょう。そうなると移動時間は4時間とかになりますね。そういう方の場合は、如何に移動の時間を有効活用するかが重要になって来るでしょう。長野や新潟くらい遠くなると車での移動はあり得ないと思いますので、電車や新幹線、バスということになると思いますが、その車内で何が出来るかを考えておくべきです。パソコンで仕事が出来る方であれば仕事の時間としてしまえば無駄なく移動時間を利用することが出来ますね。しかし、何もせずボーッとしているだけであれば続かないと思います^^;

また、移動距離が長くなれば長くなるほど、交通費の負担も大きくなって行くでしょう。イズムは高速代とガソリン代で片道3,500円ほどでしたので、月に3万円くらいの出費でした。横浜から千葉でこれくらいしますので、長野や新潟、静岡などになると更に高くなって行くことは間違いありません。こういった交通費のこともよく考えて地域を選択することが大切になりますね。

 

その他、細かいデメリット

二拠点生活(デュアルライフ)を送る上でのデメリットは主に以上の2点になりますが、細かいことを言うと以下のようなデメリットもあります。

  • 郵便物が受け取れない
  • ゴミ捨てのタイミングが合わない
  • 部屋の掃除が大変
  • 急な誘いには乗れない

半々で暮らしているとタイミングによっては郵便物の受取りが上手く行かないこともあります。上手に配送業者の方と連絡を取り合いタイミングを合わせて来てもらうしかないですね。また、ゴミの処理でも問題が生じることもあります。田舎によっては、その地域でゴミを捨てるには指定のゴミ袋でないとダメな場合もあるので注意が必要です。ゴミ捨てのタイミングが合わないことも多々あるので上手く、どちらで捨てれば良いのかタイミングを合わせましょう。イズムはいつも都会にゴミを持ち帰り捨てていました。

これ以外と大変なんですが、部屋の掃除は苦労します。やはり1週間も家を空けると埃もたまりますので、苦労して移動してやっと着いたと思ったら、まずは掃除をしなければならない・・・これを毎週していると疲れますよ^^;ルンバとか上手く利用するのが良いんでしょうけど、それにも費用がかかりますからね。イズムの場合はシェアをしていた頃は先輩があまり掃除をしない人だったので、いつもイズムがしていたように思えます。家賃と光熱費が半分になるのは良いがこういったところがシェアは大変です。

都会だけに住んでいると友達から急な飲みに誘われてもすぐに行けましたが、二拠点生活をしているとそういう訳には行きませんね。何度も誘ってもらい、いつも行けないとなると誘いが来なくなる何てことも想定しておいた方が良いでしょう。友達には何曜日から何曜日まではいるよ~と事前に伝えておくことが必要ですね。

 

多くのデメリットは小さくすることは可能

デメリットの部分だけを見て来ましたが、事前に分かっていれば回避したり小さくしたりすることは可能ですね。例えば、家に関して言えば都会でも田舎でもなるべく安い家賃の家に住む様にしたり、実家に転がり込んでしまったり^^;お友達とシェアしたりと出来ることは色々とありますよ。田舎の家は使っていない時はAirbnbなどで貸してみたり、友達に貸したりして利益を得るのも一つの手ですね。

移動に関しても、どんなに素晴らしい地域であっても移動が辛いと挫折してしまいがちです。自分が通える範囲で地域を探すことが重要になります。意外と近くに良い場所があったりするものですよ^^

部屋の掃除なども慣れですね。慣れてしまえば何てことはありません。これらのデメリットを凌駕するほどの魅力がその地域にあれば、これらはデメリットではなくなるはずです。では、田舎にはどんな魅力があるのでしょうか?次は、その辺を見て行きましょう。

 

二拠点生活(デュアルライフ)には魅力がいっぱい

二拠点生活(デュアルライフ)を送ると幸せな日々が待っていると思っていますか?はい。その通りです^^少なくともイズムはその一人でした。これには色んな意見をいただいてしまいそうですが・・・^^;具体的にどんな魅力があるのかをお話ししますね。

 

自然に触れることが出来る

多くの方が自然を目的に二拠点生活(デュアルライフ)を夢見ているのではないでしょうか?実際にはどうなのかと言うと、それは選ぶ地域によって変わって来るとは思いますが、田舎で生活をすることで、間違いなく都会だけの暮らしよりも心が豊かになると思います。そして、自然に触れる時間は必然的に長くなるでしょう。イズムは1回目の二拠点生活(デュアルライフ)では一人身でしたが、目的がサーフィンでしたので田舎にいる時は波があれば毎日サーフィンして、波がない時はパソコンでお仕事をしていました。2回目の時には結婚をして子供もいたので川や海に子供を遊ばせに行ったり、庭に作った畑で子供に野菜などを収穫させたり、持ち家だったのでDIYで家の修繕などをして過ごしました。

イズムは根本的に自然が大好きだったので、田舎に来たらとことん自然に触れて、子供にも自然に触れさせるようにしていたんです。それは移住をした今現在も変わっていません^^

 

仕事と私生活のメリハリがつく

都会を離れて田舎に来ると完全に仕事を忘れて私生活のことだけ考えるようになると思います。ただ、イズムの場合はパソコンで仕事をしていたので、田舎でも仕事はしていましたが^^;大半の人が仕事を忘れることが出来るはずです。後々は田舎で生活がしたいな~と思っている方は、田舎でも出来る仕事を二拠点生活(デュアルライフ)中に始めてみても良いかも知れませんね。

まずは、どこにいても仕事が出来るクラウドワークスココナラなどで副業として始めてみるのも良いでしょうし、地域おこし協力隊などで実際に現地で働いてみるのも良いですね。二拠点生活が移住へのステップと考えている方は、こういった仕事も視野に入れて行きましょう。


新たな仲間やコミュニティーが出来る

生活拠点を2つにすることで、接する人も多様化しますし田舎ならではのコミュニティーに上手くすれば入れる可能性もありますよ。こればかりは地域によって様々だと思いますが、移住者や二拠点生活者を受け入れてくれる地域とそうでない地域がありますので、まずはご近所さんとあいさつしてみましょう。イズムの場合は、1回目の二拠点生活ではマンションだったので都会と同じくあまり近所とのお付き合いはありませんでした。この時の田舎での知り合いは数人程度です。2回目の時は戸建で良く庭にいたので、いる時はご近所さんとは毎日のようにあいさつをしていましたし、子供がいたので向こうとしても話しかけやすかったのかも知れませんが、良く声をかけられては立ち話をしていました。

コニュニティーに入れたのは移住後でしたが、二拠点生活をしている中でここの地域は移住者も快く受け入れをしてくれるんだなというのは感じていました。こういった地域の状況を知るのにも二拠点生活は向いていますね。

 

田舎の大変さと都会の便利さを再確認できる

田舎は何かを買いに行くにも車が無いと厳しいです。しかも物によっては数十分車を走らせないと売っているお店がないんですね^^;自然が多い分何かと不便さを感じることが多いのが田舎になります。その反面、都会に帰るとすぐ近くにコンビニがあり、欲しいものは数分で手に入るという便利さを再確認することが出来ます。都会でただ送っていた生活に感謝の気持ちが芽生えますよ。

 

移住への第一歩となる(お試し移住)

二拠点生活(デュアルライフ)をしたいと思う人は、田舎への移住も夢見ている事が多いと思いますが、いきなり移住は怖いから、まずは二拠点生活をと考えるのだと思います。これは間違っておらず、いきなり移住した人は失敗して都会に戻ってしまう人も一定数いるんですね。ですから、移住の前段階として二拠点生活を送ってみるというのはとても理にかなっていると言えるでしょう。

そんなイズムもこの口でして、元々移住願望があったので二拠点生活を移住の真似事としてお試しでしてみました。その後に結婚して子供が出来たので子育てに追われてしまい行き来が出来なくなって一旦撤退しましたが、奥さんと話し合い同じ地域に今度は賃貸ではなく家を購入してしまいました^^まぁ今思えば心の中では移住を前提にしていたのでしょう。そして1年ほど二拠点生活をして子供の幼稚園のタイミングで移住しました。

この様に、二拠点生活(デュアルライフ)は田舎への移住を目的とした前段階として行うことに大きなメリットがある事が分かりますね。移住に関しては、田舎に移住して1年で感じたこと。が参考になると思います。

 

二拠点生活(デュアルライフ)を始めるには

最後に二拠点生活(デュアルライフ)を始めるにはどうすれば良いのかをざっくりとお話しして終わりたいと思います。

注意点としては、家族がいる場合は、自分だけの意見で二拠点生活を始めずに家族全員の同意を得てから始めることと、子供の年齢を気にすることです。あなたが一人身の場合は特に自分だけの判断で二拠点生活を始めることは問題ありませんが、家族がいる場合は必ず家族全員の同意を得ることが重要になります。勝手に決めて二拠点生活を始めてしまうと最初はいやいやでも付いて来ていた家族も、時間と共に付いて来なくなってしまいますよ^^;これでは家族のためにと思っていたのに意味がないですよね。

また、子供の年齢も重要です。1歳2歳ならまだしも幼稚園に入っている歳になって来ると、あなたが土日休みなら良いですが、平日休みの場合は厳しくなってきますね。また、小学校に上がると土日も勉強やらお友達と遊びたいとなり、やはり厳しくなって来るでしょう。良くその辺を考えてクリアにしてから行動に移しましょう。

具体的な地域の探し方

田舎でどんな生活がしたいのかを具体的に想像してみましょう。山が良いのか海が良いのかも重要ですね。こういった事からどの地域が良いのかをピックアップしてみても良いでしょう。また、どんな物件が良いのかも考えてみて下さい。田舎ならではの近所とのお付き合いをしたいというのであれば戸建がお勧めです。マンションやアパートだと田舎だとしても希薄ですからね。

ある程度、地域に目星を付けたら、とにかく行ってみる事です。旅行に行きましょう。ネット上でどんなところなのか検索しても実際に行かない事には雰囲気何て掴めるものではありません。一度旅行に行って気に入ったら何度も何度も同じ場所に旅行に行くのも良いでしょう。行く毎に新たな発見があるはずですし、愛着も湧いてくるかも知れませんね。

良い地域が見つかったら、物件を探しましょう。その地域の空き家バンクなどを見ても良いですね。地域によってはネット上にまったく賃貸情報が出ていないということもあるので、旅行に行った際についでに地元の不動産屋さんによって情報をもらうのも手です。田舎の不動産会社はネットなどに疎いので店舗に行くと山ほど物件を出してくれる可能性もあります。そして、家を用意した後には毎週来るんですから、二拠点生活を始める前にとにかく住みたいと思う地域に足を運ぶことです。毎週毎週しつこいくらい通っても良いでしょう。その内、この辺りの賃貸は相場が安いなとか分かって来ますよ^^

また、新しめの飲食店などに行き店主さんとお話ししてみるのもお勧めになります。なぜお勧めかと言うと新し目のお店の場合は移住してきてお店をオープンさせたという方に巡り合う可能性が極めて高いからです。移住者であれば知り合いを増やしたいと思っているはずですので、話しかけても笑顔で接してくれるはずです。移住者であれば、その地域の裏情報を色々と聞けますし、もし移住者でなかったとしても地域の情報を手にすることは出来ますね。

ちなみに、田舎で相場以下の激安物件を探すには、地元の人たちと仲良くなってから空き家を紹介してもらうことで可能です。イズムの周りでも激安(相場の半額以下)で借りている方はみんな不動産会社を通さずに個人で契約を交わしていますよ^^

 

人生は一度きりです。みんなと同じように都会だけで暮らし、人並みの生活をして人生終わって行くのが嫌な方は、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?失敗をしても少しのお金が無駄になるだけです。(実際には経験値が増えるので無駄ではないんですけどね。)イズムも最初は二拠点生活(デュアルライフ)からのスタートでしたが、今では田舎に移住したことでより豊かな生活が出来るようになりました。好きなことをして好きな仕事をして、自然溢れる良い環境で子育てが出来、日々充実した生活を送れているのも、あの二拠点生活があったからこそだとそう思っています。

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筆者

O-ismの記事は全てイズムが執筆しております。房総半島の御宿町へ2017年に移住、移住後にイズムが体験したお金や地域の生の声を記事にしています!

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