仮想通貨の投資家が利確しない理由

タイトルにある仮想通貨の投資家というのは、ここでは2017年以前に仮想通貨投資を始めた投資家を言っています。仮想通貨市場はピークで90兆円ほどあった時価総額が、現在では30兆円ほどまで落ち込み60%~70%近く値を落としました。この現状を見て通常であれば仮想通貨は終わった、このまま暴落を続けて無価値になる、バブル崩壊だと多くの方が思っていると思います。

しかし、仮想通貨の投資家たちはの多くが利確をしていないという現状があるのです。これは何故なのか?をお話しして行きたいとおもいます。

 

仮想通貨の投資家は20代から30代が中心だから

仮想通貨の投資を行っている人の多くが若者です。20代から30代を中心に市場を盛り上げていると言えるでしょう。中には10代の投資家もいるようですね。これらの若者は将来に不安を持ち仮想通貨の投資を始めたという方も多いと思います。このままサラリーマンを続けて一生を終えるのは嫌だと強い信念を持って投資に挑んでいる方が多いので、多少のダメージでは倒れないでしょう。

また、若いというのは武器にもなります。失敗しても再起できると思い込んでいますし、成功できると思い込んでいる方もいるでしょう。この思い込みは危険でもあるのですが、投資の世界では武器にもなり得るということです。

 

余剰資金で投資を始めた人が多いから

仮想通貨と聞くと怪しい、何なのか分からない、大丈夫なの?と多くの方が思っていると思います。現在、最前線で仮想通貨に投資をしている方々も最初は同じ気持ちでしたので、生活費まで突っ込むのではなく余剰資金から始めている方が多いのです。かく言うイズムも最初は余剰資金の数万円から始めました。

ですから、元々使わないお金であること、無くなっても痛くないお金で始めていますので、仮想通貨市場が最悪崩壊したとしても余剰資金がなくなるだけという感覚です。まぁ、多くのメディアは全財産を仮想通貨に投入した人などの話題を取り上げますが、そんな人はごくわずかだと思いますよ。

 

2017年と比べて未だに数倍から数百倍あるから

2018年から仮想通貨の投資を始めた人は、この1ヶ月はかなり辛い経験をしたと思います。普通に考えて投資したお金が60%も減ると考えると気が狂いそうになりますよね。まぁ、イズムも2017年の末に利確し2018年の頭から再投資をしているので、この暴落には巻き込まれています^^;下落したら買い増しという方法がいかに重要か分かりました。

しかし、2017年やそれ以前から始めた方からすると、この大暴落をくらったとしても、含み益が減っている状況にしか過ぎません。例えばリップル(XRP)。2017年2月の時点では0.72円でしたが、2018年2月の時点では暴落して82円です。暴落をしていても100倍以上です・・・改めて見ると凄い数字ですよね。2017年時点で1万円保有していれば100万円、10万円保有していれば1000万円、100万円保有していれば1億円ですよ。どれだけ余裕があるか理解できますよね。しかも途中で保有しているXRPを少しでも売却していれば元本は確保できています。

 

大暴落は何度も起きている過去があるから

仮想通貨は誕生してから10年ほど経ちますが、10年前から現在に至るまで大暴落を幾度も起こしています。その度に仮想通貨は終わった崩壊だと言われて来ましたが、未だに終わっていません。過去の歴史から大暴落前のピークの価格は、その後、必ず回復し更に上昇しているということが見て分かります。

これから無価値になるであろうビットコインの決済をビックカメラが導入すると思いますか?これから崩壊するであろうビットコインの決済をHISが導入しますか?先進的な企業は、今後の仮想通貨は更に伸びると見ているから決済を可能にしているんです。まぁ、決済通貨がビットコインからビットコインキャッシュ等に変更することはあるでしょうけど。。

確かに今回の大暴落は、いつまで続くか分かりません。今日暴落が終わり明日には上昇傾向に移るかも知れませんし、4月辺りまで下落が続くかも知れません。ただ、将来的には上がると見込んでいるということですね。

 

長期目線スタンスの投資家が多いから

2017年のビットコインのチャートを見ると分かりますが、上げ下げを繰り返しながら最終的には大きく上昇しているのが分かると思います。要は保有しているだけで資産は増えて行くということを意味していますね。それを理解している投資家は長期保有、仮想通貨用語ではHODL(ホールドロングの略ですね^^)することを決めているんです。イズムも2018年は手放しません。1年ほど経ち満足行く価格になっていた場合は一部売却も考えますが^^;

目先の下落は気にしないという投資家が多いのは確かです。なぜなら、いつかまた上がると分かっているから。この下落局面で売るのはナンセンスということですね。買い場と捉えて買い増している投資家もいるでしょうし、節税を考えて通貨乗り換えをしている人もいるでしょう。イズムも昨日から「今から仮想通貨投資を始めたらどうなるのか」という実験を兼ねて買い増ししました。

 

仮想通貨やブロックチェーンの将来性を感じているから

仮想通貨の投資家が利確しないのは、将来性を感じているからでしょう。今後、各国の規制が厳しくなって行くと思います。規制が厳しくなる=仮想通貨市場が整備されるということを意味しますので、短期的に見ると売り圧力が強くなる可能性もありますが、長期目線から行くと買い場です。中国も現在は仮想通貨禁止となっていますが、将来的には仮想通貨を解禁しなければならない時期が来ると思います。その時に仮想通貨市場がどうなるかを想像してみて下さい。10倍何て当たり前ですよ^^

今後も変わらないのは、仮想通貨の利便性向上期待とブロックチェーンの革新的な技術の応用期待です。今でこそ仮想通貨は投機的な側面があるのは否めません。しかし、これにプロジェクトの向上による利便性が増せば、いつかは誰もが持っている物に成り代わるでしょう。ブロックチェーンもあらゆる企業や政府が注目しており、どのように応用できるのか模索している段階だと思います。これが現実に使われるようになれば、どれだけ革新的なことが起こるのかワクワクしませんか?ワクワクする為には仮想通貨に付いて勉強しなければなりませんね^^

 

これら複数の理由により、仮想通貨の投資家は利確をしない人が多いのです。これは今後も変わらないと思いますよ。実際にイズムの周りでこの暴落により利確している人はごく僅かです。まぁ、そういう方は利確というより損切の人が多いですね。

暴落や暴騰に一喜一憂しない為には、仮想通貨投資を長期目線で見ることです。

 

   

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筆者

著者イズム

房総ismの記事は全てイズムが執筆しております。房総半島の御宿町へ2017年に移住、移住後にイズムが体験したお金や地域の生の声を記事にしています!

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イズムは不動産業界歴17年、会社経営12年、戸建投資歴5年になります。

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