鵜原と聞いてもピンと来ない方も多いかと思いますが、鵜原は白い砂浜でとにかく水が綺麗、そして磯遊びも出来る自然にとても恵まれたエリアです。そんな鵜原では、町の有志たちや市議会議員がもっと鵜原のことを知ってもらおうと各種イベントを開催しています。そのイベントの一つである【鵜原まるかじり体験!】にイズムたちも参加して来ましたので、どんな感じでイベントが行われているのか、具体的にどんなことをするのかをお伝えしたいと思います。
いつもながら写真を多用しているので、言葉よりも画像で雰囲気や楽しさを感じていただければ幸いです^^
この鵜原まるかじり体験!は、毎年行われているようで、2018年は、地引き網が5月19日(土)、6月2日(土)、6月16日(土)の10時~、そして漁船遊覧が同じ日程の14時~、カニの産卵生物観察が7月28日(土)29日(日)、磯なべ&漁師体験が8月5日(日)6日(月)となっていました。2019年も行われると思われますので、ご興味がある方は0470-76-1371まで問い合わせしてみて下さい。
ちなみに、この鵜原まるかじり体験!は全て無料のイベントとなっています。
地引き網
まず朝一に行われたのが鵜原の浜で行われた地引き網です。集合場所に到着したら受付で手続きを済ませれば後は参加するのみ!
地元の方から周辺地域の方、そして東京などからも参加者は来ているようです。
綱を引っ張って後ろまで行ったら、走って一番前まで行き、また綱を引っ張る。子供たちは大騒ぎです^^
徐々に網を狭めながら引っ張ります。持ち手も綱から網に変わって来ますよ。
こんな感じで子供たちや大人も必死に網を引きます。
魚が逃げないように慎重に浜へ上げて行きましょう。スタッフの方がどういう行動を取れば良いのか、叫んでくれるので分かりやすい^^
さぁ、いよいよ網の先端が見えて来ました。
この辺りまで来ると、どれくらい魚が入っているか楽しみになりますよ^^
網が全て浜に上がりました。
上を見るとトンビが魚を狙っているのか上空を旋回しています。
網に引っかかっている魚を取り外して真ん中に集めましょう。
絡まってしまった魚は中々取れません^^;
タイやボラなどが入っているようですが、意外と少ない・・・
籠の中へ入れて
ある程度入れ終わってこんな感じです。天気も良すぎたので不漁。
釣れた魚のお触りタイム!子供たちが群がり素手で触り魚に触れる時間もあります。
みんな恐る恐るツンツンしてますね。
大人は遠目から^^
お次は、スタッフによる魚の勉強会。
一匹づつ、これは何ていう魚かを言い当てながら
特徴や食べれるか毒があるかなどを話してくれました。大人でも知らない魚の名前を言い当てたりと以外と物知りな子供が多くビックリでした。みんな魚が好きだから参加しているんですね^^
お勉強の後は食べられない魚をどけて、じゃんけん大会。
勝った子供から順番に魚をGet!今回は不漁だったので全員に行きわたったかは微妙なところです。
うちの子はじゃんけんに勝ったので、一匹いただきました。これギマという魚らしいですが、あまり食べられていないらしい。ただ、食べるとサッパリとした美味しさで好きな人は好きなのだとか、イズムも刺身でいただきましたがヒラメのような味でした。奥さん曰く棘があるのですが、その棘と皮が硬く調理が大変だったとのこと。
地引き網体験が終わると子供たちは海の中へダイブ!うちの子は、水着を持って来たのに着替える間もなく服のまま入っちゃいました^^;
潮が引いて来ると砂浜の横に岩場が出て来るので、磯遊びも楽しめてしまいました。ちなみに、浜の一番端に行けばもっと本格的な磯遊びが出来ますよ。
地引き網は、子供に海や魚に触れさせて上げるにはとても良い体験だと思います。最初は何も分からず綱を引き、魚が上がって来ると大喜び、魚に触ってキャーキャー言い、魚のお勉強をして魚をGet!最後は海にダイブと子供にとって嬉しい体験ばかりです^^
地引き網に参加する際には、最初から靴やサンダルは脱ぎ裸足の方が良いですよ。長靴を履いている子もいましたが、波が来るとすぐに靴の中へ水が入ってしまいますからね^^;そして、最初から水着を着させておくこと。我が家も反省。
こちらが鵜原まるかじり体験!の地引き網体験集合場所です。よつば荘前。当日はここに大きな駐車場が用意されますので、そちらに車を停めることが出来ますよ。
漁船遊覧
漁船遊覧も同じ日の午後にあったので我が家は同時に申し込みしておきました。海でそのまま遊ばせてお昼はお弁当。また遊ばせていればすぐに漁船遊覧の時間です。
乗船する方が揃うと海の上での注意事項を説明されます。「揺れるよ~」「気持ち悪くなったら遠慮なく言ってね」「椅子にまたがること」など。かなり強めに注意事項を言われましたが、一回前の体験で子供があまりの揺れに泣き出し「家に帰りたい」と騒ぎまくって、すぐに引き返して来たらしい。
遊覧するのはこちらの漁船!あくまでも漁船なので足元には漁の道具などがあるので気を付けましょう。
乗船すればいざ出航。
自然いっぱいの漁港を後にすると
左手には勝浦海中公園が見えて来ました。
申し込みが殺到したらしく、漁船は2隻。
鵜原の起きには小さな岩で出来た島があります。
先ほど地引き網体験をした鵜原海岸を海側から眺めることが出来ますよ^^
海が穏やかだったので、船長さんも張り切って帰りにはスピードを出してくれました^^
こちらは鵜原理想郷です。海側から見ると断崖絶壁なのが良く分かります。
最後はもう一隻の漁船に追い抜かれ帰港。
30分ほどの短い遊覧でしたが、あまり漁船に乗るということもないですし、船自体に乗ることも少ないですからね。良い体験をさせていただけました。漁船遊覧の際には、なるべく丈の長いハーフパンツか長ズボンがお勧めです。椅子となる板はFRPというガラス繊維のようなもので出来ているので、素足が当たると後々チクチクします^^;
こちらが漁船遊覧の集合場所です。勝場港という鵜原海岸から鵜原理想郷を越えた先にある漁港。
鵜原まるかじり体験!では、地引き網体験や遊覧漁船体験の他にもカニの産卵生物観察や磯なべ&漁師体験などもあり、色々な体験をすることが出来ます。これらが全て無料で参加することが出来るのですから、勝浦に興味がある!という方は是非参加してみて下さいね。今年は既に終わっている・・・という場合は、毎年やっているそうなので来年もお見逃しなく!
鵜原まるかじり体験!の情報は南勝浦リゾートインフォメーションで掲載されるとのこと。掲載されてなければ0470-76-1371まで連絡をしてみて下さいね。
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