会社の決算の時期になると色々と忙しいもの、最終的には国やら県やらから支払えと税金の請求書が来ますよね。実際には税理士からですが^^;その法人税や地方法人税、消費税などをお手軽にクレジットカードで支払うことが出来るサイトのご紹介と支払い方法の手順、そして注意点を1つだけお伝えしたいと思います。
サイトの紹介と注意点
こちらが国税をクレジットカードで支払える国税クレジットカードお支払いサイトです。
支払いを開始する前に注意点をひとつだけ^^
それは手数料に注意すること。
支払いサイトに行くと、この様に納付税額を入力すると手数料が表示されます。以下の場合だと17,300円が納税額で164円が手数料です。もし、還元率1%のクレジットカードで支払えばポイントが173ポイント付くので差額がプラス9ポイントとなりますね。1ポイント1円の計算だと9円のプラスになるということで手数料をペイ出来て尚且つポイントがプラスされることになります。
しかし、以下のような場合だとマイナスになってしまうので、銀行へ行って支払った方がお得になります。納税額が15,300円で手数料が164円、ポイント加算が153ポイントなのでマイナス11円ですね。この様に支払う額によってマイナスとなる可能性もあるので注意が必要になります。
手数料の%を細かく計算するよりも、サイト内のこの試算で計算すれば簡単ですね。
また、支払いに使うクレジットカードは、最低でも還元率1%以上のものを使いましょう。イズムは楽天カードの楽天プレミアムカードでビジネスカードを使っています。
法人税をクレジットカードで支払う方法
それでは法人税などの国税をクレジットカードで支払う方法の手順を画像で解説していきますね。
国税クレジットカードお支払いサイトへ行き、納付税額を入力しましょう。決済手数料がポイントを上回っていないことを確認後に【上記の注意事項を確認しました】にチェックを入れて、下にスクロールし【同意】をクリックします。
次に会社の情報を入力して行きます。氏名には会社名、整理番号は納付書のAと記載したところの数字です。納付先税務署は【お近くの税務署】をクリックすると
この様に周辺の税務署が出て来るので、支払い先の税務署を選びましょう。
続いて納付項目を選択します。
支払える税金項目が一覧で出て来ますので、選択しましょう。今回は法人税なので【法人税】を選択。
選択すると納付内容を入力する欄が出て来ますので、入力して行きます。課税期間(自)は下記納付書の1と記載した年月日、課税期間(至)は2の年月日、本税は3の金額、合計額は4の金額をそれぞれ入力しましょう。
続いてクレジットカード情報を入力して行きますが、最後の納付手続き完了メールを入力しておくことで、メールで納付内容を受け取ることが出来るので必ず入力しておきましょう。【次へ】をクリック。
最後に内容を再度確認して問題がなければ【納付】をクリック。
以下の様な画面が出るので【はい】をクリックしましょう。
こちらで完了です。納付内容をメールではなく印刷しておきたいという方は左の印刷からプリントアウトして下さい。【終了】をクリックすると
トップページに戻るアナウンスがあるので【はい】をクリックしてトップページから次の支払いをして行きます。
ちなみに、入力したメールには、この様に納付内容が送られて来ます。
どうですか?とても簡単ですね。慣れてしまえばものの数分で納付が完了出来ますし、銀行へ行かなくても手続き出来てしまうので、多少の手数料を払っても良いくらいですね。しかし、決算期には国税以外にも県民税や市町村民税なども支払いが一緒にあるはずですので、クレジットカードに対応していない自治体の場合は銀行へ行って支払う必要がありますから、手数料がポイントを上回ってしまうものに関しては、銀行で支払った方が賢いですね^^
その他、知っておくと良いこと
おまけ程度ですが、法人税などの国税をクレジットカードで支払う時に一緒に知っておくと便利なことをお話ししておきますね。
払える税金と払えない税金
この国税クレジットカードお支払いサイトで支払えるのは、国税のみです。納付書の左上に国税と書かれていれば支払えるということです。
支払えないのは、こういった法人市町村民税や法人道府県民税、事業税、法人都民税などです。ただ、自治体によっては独自にクレジットカード払いが出来るサイトを用意されているので、別のサイトでクレジットカード払いが出来る可能性もあります。法人都民税などは都税クレジットカードお支払いサイトから可能ですね。
クレジットカードの利用限度額に注意しよう
ほとんどのクレジットカードに利用可能枠があります。イズムが使っている楽天ビジネスカードの場合は利用可能枠は300万円でしたので、問題ありませんでしたが、利用可能枠100万円などの場合は制限まで行ってしまう場合もあるかと思います。事前にクレジットカードの利用可能枠を確認しておきましょう。
関連記事として、クレジットカードで自動車税を支払う方法もありますよ^^
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