ウェットスーツは色んな用途や状況に合わせて使い分けることが出来ますが、この記事でご紹介するウェットスーツは以下の条件を満たしているものに限定しています。
- フルスーツ(3mm)
- 着やすく脱ぎやすい
- 価格が安い
そして、子供用と太めの大人用(マッチョやメタボの方用)の2つをご紹介致します。
この記事を書いているイズムは、サーフィン歴としては2018年時点で約20年です。かなりの数のウェットスーツを着て来ました。長年ウェットスーツを着てきた知識を使い数あるウェットスーツの中から選び抜きましたので、間違いないと思います。
しかし、今回ご紹介するウェットスーツはイズム用ではありません。子供用として、おじいちゃん用として買ったウェットスーツです。イズムが住んでいる千葉の外房は夏でも水が冷たい日があるので、子供が寒くて長く遊べないんですよね。この様な理由から夏に長く海で遊べるようにと用意したのが、今回ご紹介するウェットスーツになります。
おじいちゃん用のウェットスーツは、おじいちゃん(イズムから見ると父)がイズムの家へ遊びに来た時にサーフィンをするのですが、その時に着れるようにと兄弟姉妹からプレゼントしたものになります。
今回ご紹介するウェットスーツは、既製品と言われる既に出来上がったものの中からサイズを選び購入するというものです。それなりのサーフィン歴なのであればこういった既製品ではなくオーダーをお勧めします。あくまでもここでご紹介するお勧めのウェットスーツは、子供や初心者向けです。イズムも自分用のウェットスーツを購入する時は必ずフルオーダーしています^^
ウェットスーツを初めて買うならフルスーツがお勧め
ウェットスーツは、季節や水温に合わせて選ぶものなのですが、ウェットスーツの種類としては、主に以下のようになります。
- セミドライ:冬~真冬
- フルスーツ:秋~冬~春
- シーガル:春~初夏
- ロングスプリング:秋
- スプリング:初夏~夏
- タッパー:夏
他にもショートジョンなど色んな種類のウェットスーツが出ていますが、上記を把握しておけば大丈夫だと思います。ちなみに、明確にこの時期にこの種類のウェットスーツと決まっている訳ではありません。初夏でも雨が降って寒い日にはフルスーツを着ることもありますので、あくまでも目安だと思って下さい。
上記を見ると分かると思いますが、日本で最も長く着ることが出来るウェットスーツがフルスーツです。ですので、初めてウェットスーツを購入するという方にお勧めするのはフルスーツですね。折角買ったのに短い期間しか着れないって勿体ない^^;
ウェットスーツ選びで着やすさと脱ぎやすさは重要
レンタルなどでウェットスーツを着たことがある方は分かると思いますが、ウェットスーツを着ることに慣れていない方は脱ぎ着にとても苦労します。ウェットスーツが硬い素材であればなおさらでしょう。海で散々遊んで疲れている体で力を込めて必死にウェットスーツを脱ぐ作業というのは相当キツイものがありますね。これらを軽減する為には単純に着やすいウェットスーツ、脱ぎやすいウェットスーツを選ぶことです。
しかし、初めてウェットスーツを購入する方に「着やすいもの脱ぎやすいものを選びましょう」と言っても、どう選べば良いのか分からないですよね。正直に言うと試着をしない限りこればかりは分かりません。しかし、中には見ただけで着やすい脱ぎやすいという事が分かるウェットスーツがあります。それは手や足の先にチャック(zipと言われるもの)が付いているかどうかで分かるのです。
しかし、チャックが付いているという事は脱ぎ着し易い代わりに、肌とウェットスーツが密着しない(し難い)ので水が入りやすいというデメリットもあります。ただ、冬にこれを着て入る訳ではないと思うので、そこまで気にしなくても良いかなとも思います。
また、ウェットスーツの素材の中には数倍にまで伸びる素材というものが存在し、それらの素材を使っているウェットスーツであれば脱ぎ着し易いという事が分かるでしょう。
そう。今回ご紹介するウェットスーツは、この手足の先にチャック(zip)が付いているもの、そして伸びる素材を使ったウェットスーツだという事です。
ウェットスーツの価格はピンからキリまである
ウェットスーツの価格相場って分かりますか?実はウェットスーツの場合、フルスーツだからいくらという相場はあまり存在しません。なぜなら同じフルスーツでも数千円のものから十数万円するものまであるからです。ブランドであったり素材であったり、保温性機能性などあらゆる要因があり、何を重視するかで大きく価格が変わって来るのです。
もちろん、自分自身で最低限の機能性や保温性などラインを決めて探すとなると、ある程度の価格帯に収まっては来ますけどね。単純にネット上でウェットスーツのフルスーツを探してみると価格はピンからキリまであるということ。
価格が高くなればなるほど機能性や保温性が上がるのは間違いありません。しかし、子供の場合は毎年数cmほど背が伸びるので、数万円もするものを購入して1年しか使えなかったとなると家計的に厳しいですよね^^;ですから、今回は格安なものに絞り込みました。
こういった理由から、子供用のウェットスーツを購入する時は、大きめを買うというのも重要です。確かに保温性だけを考えればジャストフィットするサイズを購入するのが良いのですが、来年再来年のことを考えれば、今は少しガバガバでも大きめを購入する事をお勧め致します。
子供用のチャック付きウェットスーツ
こちらが今回お勧めする子供用のチャック(ジップ)付きウェットスーツです。
イズムの子供は普段着る服は110cmですが、ウェットスーツは130cmです。手足はさすがに長く余ってしまいますが、無理やり上に持って来て着せています。基本的に大きなウェットスーツを着せる際には折り曲げるのではなく余った長すぎる部分を上に持って行くようにしましょう。たまにチャックを開けた状態で折り曲げている方を見かけますが、これだと水がジャバジャバ入って来てしまいウェットスーツを着ている意味がありませんからね^^;
腕のチャック(zip)はこんな感じ。
チャック(zip)を開けるとこの様になるので、脱ぎ着し易いです。実は脱ぎ着する時に引っかかるのが腕の一番小さい部分の先っぽなんですよね。そこがチャックになっているので楽に脱ぎ着することが出来ますよ^^
足も同じようにチャック(zip)になっています。
足も一番引っかかりやすい箇所がチャックになっているので、脱ぎ着が楽々です。
背中の部分にもチャック(zip)が付いており腰の部分まで開くことが出来るので、子供でも1人で着ることが出来ます。
チャック(zip)を開けるとこんな感じで大きく開きます。
このフルスーツは全体が3mmの素材で出来ているので、保温性もありますし可動性もあるので、冷たい水の海でも長く遊びたいという元気な子供にはピッタリだと思います。
このウェットスーツは男の子でも女の子でも大丈夫です!
太めの大人用の伸びるウェットスーツ
こちらが大人用のお勧めウェットスーツになります。大人と言ってもちょっと太めの方や俗に言うマッチョ、メタボの方でも大丈夫です。
見ていただければ分かると思いますが、全体的に太めに出来ています。
腰回りも大きめですので、普通の体系の方だと少し余ると思いますよ。
ももから膝にかけても太く出来ておりますので、過去にウェットスーツを着てみたがキツくて最後まで着ることが出来なかった、着れたが苦しかったという方に向いているでしょう。
ちなみに、これでサイズはMになりますが、日本の一般的なサイズ感で言うとLサイズと同じくらいだと思います。
また、ウェットスーツ自体がゆったりとしているのに加えて、びよ~んと素材が伸びるので脱ぎ着も格段に楽!
ひざ下の部分でもこんなに伸びますよ^^
また、背中のチャック(zip)もあり、腰くらいまで開くことが出来ます。
開くとこんな感じです。この辺は一般的なウェットスーツと同じですね。
欠点としては、首回りに付いているマジックテープがウェットスーツの裏地のどこにでもくっ付いてしまうので、着ている最中に首の部分がどこいった?となってしまうこともあります^^;
ネット上では汚れとか表現されていますが、左肩と腕にこのような模様があります。これは汚れではなくデザインですね。
既製品ではキツくて着れないという方は、恐らくオーダーしか手がなかったのですが、このウェットスーツであれば多少の太めの方であればオーダーにしなくても既製品で着ることが出来ると思います。サイズ感はサイズ表で確認してみて下さいね。実はイズムの父も既製品を色々と着てみたのですが、キツくて途中で断念していました。でもオーダーだと割高になってしまうので、何かないかな~と探して見つけたのがこのウェットスーツだったんです。
今まで既製品は着れなかったという方でも可能性はありますので、価格も安いですし、挑戦してみても良いかも知れませんね。
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このウェットスーツにはレディースもありますよ^^
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