1月2日に国吉駅でもちつき大会があると聞いたのでいすみ市の国吉に行ったのですが、すぐ近くに国吉神社があると知ったので参拝に行くことにしました。
時期が時期だったので、駐車場には警備員もおり賑わっている様子でしたが、国吉神社の前まで行くと格の高さが伝わる雰囲気です。
手水社は珍しい蛇口方式でした。
古さがよりパワーを感じさせてくれる本殿ですね。
本殿の裏には銀杏の木がありますが、大きさから数百年はここに立っているんだな、とうかがえます。
脇にはアジサイのこみちという小径があったので、歩いてみます。
そこには、この様な社がたくさんありました。イズムの子は見つけては「見つけた~!」と叫び、頭を何度も下げていました^^;子供は親がしている事を良く見ているものです。
どういった社なのかは書かれていませんが、それぞれに名前が付いていたので、各々意味はあるのでしょう。
意識しないと見過ごしてしまうので、国吉神社に行った際には意識して探してみて下さいね。
アジサイのこみち以外にも、社は国吉神社内に点在しています。
午後からは、お正月ということもあり、お囃子の奉納がありました。伝統的なお囃子で見応え充分です。地元の人たちの受け継がれた歌も素晴らしいですよ^^
獅子舞も見れました。
お囃子を見終わる頃には日が傾き始めて、大銀杏から刺す夕陽がとても綺麗でした。寒さも厳しくなって来ますが、火を焚いてありますし、ストーブをつけたビニールハウス的な休憩所もあるので、子連れには助かります。
ちなみに、この国吉神社は1500年前からあるようで、歴史ある神社のようです。
国吉神社の隣には上総出雲大社が鎮座しています。
出雲大社と言えば島根県ですが、そちらから正式に分社されたものだそうで、関東には相模原といすみ市の2箇所にしかないそうです。出雲大社は、縁結びでも有名ですので、良縁を望む方には訪れてみるのも良いのではないでしょうか。
ここ上総に出雲大社があるのは、諸説あるようで、幕府が長州の征伐に行く際に、この村で怪力で有名だったふがくという男を連れて行ったのですが、到着した頃には戦は終わっていたものの出雲大社の奉納で相撲が執り行われており、それに参加したふがくが神がかった様な強さを見せたことで、みしるしを授け上総へ戻ったふがくが仮殿を設けたのが始まりとの説があるようです。
国吉神社と上総出雲大社へのアクセス
千葉県いすみ市苅谷630
0470-86-3774
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