以前行ったチバニアン(地磁場逆転地層)に付いて、実際に行ってみた感想や注意点をお話ししたいと思います。
チバニアンへ行くなら田淵会館を目指そう
チバニアン(地磁場逆転地層)自体は養老川の壁面にあるので、そこまで車で行くことは不可能です。地元の方は養老川のすぐ傍まで車で行ってしまいますが、周辺は私有地という事もあり車で川の目の前まで行くことは止めましょう。
で、チバニアンに行く際に目印(目標)とするのは【田淵会館】という町の方たちの集会所のような建物です。これを目指せば問題なく辿り着くことが出来ますよ。
田淵会館の前まで来るとこのような案内板があります。
Googleマップでも何でも良いので、【田淵会館】と検索してみて下さい。すぐに出て来ますので、まずはそこを目指しましょう。
そして、駐車場は田淵会館のちょっと先に用意されています。
田淵会館と駐車場とチバニアンの位置関係図です。
Pと書かれたところに車を停めて連絡通路を使ってチバニアンまで最短距離で行くことが可能です。
こちらがチバニアン見学者の為に用意された駐車場です。以前は田淵会館も駐車場とされていましたが、現在はこちらのみが駐車場となります。
駐車場横には売店も自動販売機もありますよ^^売店は混んでいる時のみオープンするようです。
駐車場からチバニアンまで徒歩10分弱
車を駐車場に停めたら、そこから徒歩10分ほどでチバニアンまで辿り着くことが可能です。
駐車場の奥に鉄パイプで作られた連絡通路がありますので、そちらの通路を使えば田淵会館方面へ遠回りしなくても通り抜け出来てしまうので近道です。
ちなみに、田淵会館の前にはこのようにチバニアンに付いての説明があるので、これらを読みたい方は田淵会館によっても良いとは思います。
駐車場からは、下記の地図の通り進みましょう。
行きはずっと下り坂です。
坂を下り切ると右側に古い建物がありますので、この奥が養老川への入口になります。
ここまで、6歳の子供の足で10分弱でしたので、大人だけならもう少し早いですね。
ここからは森を少し抜けて川になります。
左を見ると、恐らく人の手で掘られた川回しだと思われるものが見えます。
左側には滝があるのですが、現在は立ち入り禁止となっていました。
少し進むと養老川が見えて来ます。
川に下りて左に進めばすぐにチバニアンがありますよ^^
実際にチバニアンを見に行った感想としては、良くある地層にしか見えない^^;
色々と研究の為や何やらの登録の為に試料として地層が取られた跡がありましたが、何の知識もない我々には意味不明でした。当然ながら、チバニアンに行く前に田淵会館の前にある説明を読んだりしましたが、正直「ふ~ん」程度しか分からない。。。
まぁ、ただ凄い発見何だろうなと感じることは出来ます。
息子はライフル銃を持った猪や鹿を猟している方に興味が行き、そちらばかり気にしていました^^;ライフルを見て「怖い」と言いながらも興味があるようで、近づいて行くので、色々とお話しを伺って来ました。
犬を山に放って獲物を川に追い込んだところを銃で撃つようです。イズムたち親も猟のお話しに夢中になりチバニアンの事を忘れかけてしまいました^^;
チバニアンはあくまでも地層でしかないので、興味がない子供に見せても「あっそう。」くらいの反応です。それよりも川に石を投げたいとか、水で遊びたいとなってしまう可能性の方が大きいですね。
チバニアンに行く際の注意点。一応、長靴は履いて行きましょう。
チバニアンの地層は、養老川沿いの壁面にある為、川の水量が多い時は少し水に入らないと目の前まで行けない事もあるようですので、念の為に長靴を履いて行くと足元を気にせずに地層を見ることが出来ます。
ただ、イズムたちが行った際は石の上を歩けば長靴までは必要ないかなというレベルでした。ですので、雨の後などは一応長靴を履いて行くレベルで良いかと思います。
チバニアン周辺の観光
正直に言ってしまうと、チバニアンだけを目的に訪れると物足りなさを感じてしまうかも知れません。
イズムたちはそう感じてしまったので、周辺の観光地を1か所くらい回ろうとサクッと調べて月崎駅前にある森ラジオステーションなるところへ行ってみました。
元々は列車関係者の詰所だったところらしく、朽ち果てていた建物を改装して蘇らせて、更にこの建物を山に見立てて苔と山野草で覆ったのだそう。
調度、イズムたちが訪れた時にこの建物を蘇らせたアーティストの方がおり、色々とお話しを聞かせていただきました。
建物内はレトロそのもので古き良き時代を感じることが出来ますよ。
当時の面影を残すべく線路や工具などが移設され展示されていました。
この奥にはのぞき穴があり、昔使われていた道具を覗くことが出来るようになっています。
森ラジオステーションの由来は、森の中に設置されたマイクに繋げて、この建物の中で森の音を聞くことが出来るところから来ているようです。
建物の窓からの風景ですが、ここも両脇の木々が育てばこのアーチを囲う事になるんですかね^^
長時間滞在できるような場所ではありませんが、チバニアンのついでによってみてはいかがでしょうか?
この他にもチバニアンの近くでは、養老渓谷もありますので11月下旬~12月上旬の紅葉時期なら紅葉も楽しめますし、滝巡りなどであれば一年中楽しむことが出来ますよ。
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