養老渓谷を気軽にハイキング!滝めぐりコースのお勧めの周り方【粟又の滝】

養老渓谷のハイキングコース

養老渓谷と言えば粟又の滝養老の滝)ですね。この粟又の滝を中心にいくつかの滝を散策することが出来るハイキングコースが滝めぐりコースです。この滝めぐりコースは2通りあり、どちらのコースも同じ道を通るのですが、反対方向に進むことになります。

  1. 駐車場⇒粟又の滝⇒遊歩道(滝巡り)⇒水月寺⇒道路⇒展望台⇒駐車場
  2. 駐車場⇒水月寺⇒遊歩道(滝巡り)⇒粟又の滝⇒道路⇒展望台⇒道路⇒駐車場

このどちらかになりますが、1番のコースが多く使われている順序で、イズムは2番の粟又の滝を後半に持って来るコース順をお勧め致します。

1番のコースは、最初に一気に下り、平坦な遊歩道が続き、最後に長~い上り階段と坂が続きます。そして、最後に危険な道路を経て展望台を通り駐車場へ戻るのですが、道路が曲者で道幅も狭く車は山道なのでスピードを出していて子供にはかなり危険です。しかし、2番のコースにすればこの道路を通ることを子供たちは回避させることが出来るので、その方法なども記事内でお話しして行きますね。ちなみに、子供がいる家庭は2番のコースを絶対に選択すべきです。もしくは1番のコースで全部回らずに途中で引き返す方法が良いですね。

また、イズムが2番のコースをお勧めする理由は他にもありまして、1番のコースだといきなり目的の粟又の滝から始まるので感動が薄い・・・2番のコースだと最後に粟又の滝が来るので、子供たちも「オオッ!」と大喜びしてくれます。これは大人にとっては微妙な差ですが、子供たちの体験だと大きな差になるんですよね。

ちなみに、どちらのコースを通っても4㎞ほどのハイキングコースになっています。川に入って遊ぶのであればサンダルと着替えタオルは持参しましょう。夏は水着もあればあった方が良いですね。子供たちは普通に川に入って遊んでいますからね^^また、泳げない子や小さな子供はライフジャケットを着させておくと安心です。やはり川では事故も付き物、2017年にも粟又の滝で1人亡くなっているようですので、親は目を離さず細心の注意を払いましょう。

コース全容と駐車場料金など

こちらは駐車場に掲示してあった地図です。基本はこの地図通りに進みます。

滝めぐりコース

養老渓谷の道路沿いにこの様な看板が見えますので、こちらが駐車場になります。場所としては東京方面から来ると粟又の滝の数百メートル手前です。

養老渓谷の駐車場

舗装された駐車場で料金は1日500円。

養老渓谷の駐車場

料金所横には網がありますので、無料で借りることが出来ますよ^^ハイキングコース内にはトイレがないので、この駐車場で済ませておきましょう。

養老渓谷の駐車場

ちなみに、更に奥の方へ入ったところに駐車場がありますが、そちらは1日300円です。ただ、人で混み合っている時に奥まで車で入ろうとすると歩いている人に嫌な顔をされますし、水月寺などもコース外になってしまうので、あまりお勧めはしません。まぁ、200円の差ですから^^;節約したいという方はどうぞ。場所は幻の滝入口のすぐ目の前です。

養老渓谷の駐車場

 

滝めぐりコースの順路

駐車場を出ると遊歩道の案内がありますので、これに沿って進めば川にたどり着きます。ちなみに、他にも駐車場は周りにいくつかありますが、砂利の駐車場は開いていませんでした。「サービス品有り」と書いていますが何なのか気になりますね^^

養老渓谷のハイキングコース

ズーっとこの様に案内板が立っていますよ。

養老渓谷のハイキングコース

水月寺に行くにはここを左ではなく一旦真っ直ぐに進み、その先の左手です。

養老渓谷の水月寺

時期が合えばイワツツジの花が咲き乱れていますよ^^残念ながらイズムが行った時はまだ早かったようです。期待して行ったんですけどね^^;

養老渓谷の水月寺

ツツジの花が見れなくても、立派な彫り物が見れますよ。

養老渓谷の水月寺

コースに戻り進みましょう。

川の前に幻の滝入口があります。この幻の滝は私有地の中にある為に入場料が必要となり大人200円で小学生以下は無料となっています。事前の調査で滝まではかなりハードな道のりだと分かっていたので、子供たちの体力も考えてパスしました。(結果的にパスして正解でした^^;)

養老渓谷の幻の滝

こちらが川(遊歩道)に入る前最後のお店です。軽食からアイスなど色々と売っています。買い物をすればトイレも使うことは出来ますよ^^何度も言いますが、遊歩道内にはトイレが一つもないので注意して下さい。

養老渓谷のハイキングコース

こちらが最後の別れ道。遊歩道に向かう道のりは基本的には下りです。

養老渓谷のハイキングコース

遊歩道前にはこの様に結構急な下り階段があります。こういったところも2番のコースをお勧めする一つの理由です。1番のコースだと長い上り坂と階段になりますからね。

 

養老渓谷のハイキングコース

川にたどり着くとまずは反対側へ渡りますが・・・

養老渓谷のハイキングコース

子供たちは、川に来るなり網を持って川の中へ^^;

養老渓谷のハイキングコース

 

散策をしに来た時はゴールデンウィークだったので、まだ入らないだろうと踏んで着替えは持って来てなかったですし、タオルもないで・・・大変でした。

養老渓谷のハイキングコース

時折こういった滝を見ることが出来ますが、何の滝なのかなどは地図には書いてあるのですが、現地では書いてないので「これはこの滝かな?」くらいしか分かりませんでした。

養老渓谷のハイキングコース

この様な遊歩道が永遠と2㎞ほど続きますので、一日過ごすつもりでゆっくりと散策を楽しむのが良いですね。

養老渓谷のハイキングコース

地面には粟又の滝までの距離も書いてあります。

養老渓谷のハイキングコース

川はほとんどの部分が浅かったので、子供たちは川の中を進み、大人は遊歩道を進みました^^ただ、子供たちだけで川で遊ばせるのは止めた方が良いですね。突然深くなるところもあるので、必ず1人は大人が一緒に入ってあげましょう。

養老渓谷のハイキングコース

今回は新緑の季節に訪れましたが、木々の青々とした景色も最高です。紅葉も良いですが、こういった季節も楽しめますよ^^

養老渓谷のハイキングコース

子供たちが遊んでいる傍らで、岩に腰を掛けて川音を聞きながらまったりするのも、また格別。

養老渓谷のハイキングコース

ふと、左を見ると太陽が渓谷に差し込んで来てポカポカとしています。

養老渓谷のハイキングコース

滝めぐりコースというだけあり、多くの滝を見ることが出来ますが、この様に遊歩道がステップタイプになっている奥には大体滝があります。これらを目印に滝を探してみて下さいね。

養老渓谷のハイキングコース

これは立派な滝です。夏に来た際には中腹辺りまで登ってみたいですね。

養老渓谷のハイキングコース

この様な小さな滝も見受けられました。雨が少ない季節は水量も少ないので、滝なのか?良く分からないものもあります^^;

養老渓谷のハイキングコース

魚釣りをしている方もいました。良く釣れています。

養老渓谷のハイキングコース

この説明書きだと良く分からないですね。見る人が見れば分かるのでしょうか?

養老渓谷のハイキングコース

 

粟又の滝は上に登るべし

目的地の粟又の滝が見えて来ました!

養老渓谷のハイキングコース

今までの滝とは違い主流の滝なので大きい。実はこの時、寒いと子供たちのテンションは落ちていたのですが、子供たちも「オオッ!」と大はしゃぎし復活。この滝のことを粟又の滝と言うのですが、養老渓谷を代表する滝として養老の滝とも呼ばれています。また、滝の上流は狭く下流は広くなっていることからも末広がりのご利益を願う滝としても知られています。

粟又の滝

次に粟又の滝の上へ登る為に反対側へ渡ります。

粟又の滝

滝壺が大きいですね~水量が多い時の滝も見てみたい。

粟又の滝

細い道を登って行きます。

粟又の滝

途中別れ道がありますが、どちらに行っても同じ場所に付きますが、右側の方が川沿いになるので眺めは良いです。

粟又の滝

おっ、滝の上部に近づいて来ました。

粟又の滝

こちらが粟又の滝の上から見た滝です。写真だと伝わり難いですが、凄い迫力ですよ^^実際に行って体感してみて下さいね!

粟又の滝

滝の中に入り写真を撮っている人もいます。

粟又の滝

イズムの子供も恐る恐る滝の中へ。滝の中と言っても緩やかな流れなので大丈夫です。ちなみに、イズムの子供はこの時すでにビチャビチャ・・・と言うか、遊歩道に入ってすぐにこけて全身濡れました^^;

粟又の滝

粟又の滝の更に奥にも遊びに行けます。その奥にも滝があるのが見えますか?

粟又の滝

これです。ここも楽しそうですね。夏に来た時には行ってみようと思います。

粟又の滝

帰り道は粟又の滝の中腹からなので、少しだけ坂道がありますが、難なくクリア出来ますよ^^

粟又の滝

こちらが養老渓谷(粟又の滝)の入口です。イズムたちからすると出口ですね。

養老渓谷のハイキングコース

目の前にお土産屋さんがあるので立ち寄りましょう。

養老渓谷のお土産屋

まぁまぁ、品揃えは良いとは思います。こちらのお店でトイレを借りることが出来ますよ。

養老渓谷のお土産屋

ちなみに、こちら側の駐車場も1日500円です。川遊びを目的で行くならここの駐車場に止めて粟又の滝周辺で遊ぶのが良いでしょう。

養老渓谷の駐車場

そして、道路沿いを歩き展望台まで進みます。こちらの道路はまだ歩道があり整備されているので安全です。

養老渓谷の道路

こちらが展望台です。

養老渓谷の展望台

展望台からの粟又の滝。遠目ですが良い景色ですよ。

養老渓谷の展望台

そして、ここが問題の危険な道路になります。展望台からちょっと進んだところから、この様な危険な道路が続くので子供たちは展望台に残して、運転手(イズム)だけがこの道路を歩いて駐車場まで向かいます。この様にすれば滝めぐりコースの全工程を回ることが出来ますし、子供を危険にさらすことにはなりません。逆に1番のコースだと全工程を回ろうとすると、この危険な道路を越えた先に展望台があるので、ここを通るしかなくなるんですよね。

養老渓谷の危険な道路

下の地図を見てもらうと分かるように、赤く危険な道路と書いた個所をイズム1人で歩いたということです。子供たちとその他家族は展望台で待っていてもらうと。しかし、1番のコース(イズムたちと逆回り)だと展望台に行くには、この危険な道路を必ず全員で通ることになります。なので、イズムは2番のコースである、駐車場⇒水月寺⇒遊歩道(滝巡り)⇒粟又の滝⇒道路⇒展望台(ここで子供は待たせる)⇒道路⇒駐車場をお勧めしています。

養老渓谷の危険な道路

 

まぁ、1番のコースで回って途中で引き返しても良いのですが、どうせなら全部の工程を回ってみたいじゃないですか^^まとめるとこんな感じです。

駐車場⇒水月寺⇒遊歩道(滝巡り)⇒粟又の滝⇒道路⇒展望台(ここで子供は待たせる)⇒道路⇒駐車場

このコース順をお勧めする理由は、

  • 全ての工程を回っても(子供は)危険な道路を通らなくて済む
  • 登坂や登階段が少ない(少なく感じる)
  • 目的である粟又の滝が遊歩道の最後に来るので(子供が)感動する

といったところです。もちろん、川遊びが目的であれば粟又の滝の入口前にある駐車場に停めた方が良いですよ^^

 

養老渓谷で遊んだ後に温泉に浸かってから帰りたいという方は、ごりやくの湯がお勧めです。また、ごりやくの湯から徒歩で行ける金神の滝も軽い散策として良いですよ。子連れにお勧めのハイキングコースとして、合わせてこちらの中瀬遊歩道の省略版は、粟又の滝の滝めぐりコースよりも空いているので検討してみても良いかと思います^^

 

粟又の滝のアクセス

千葉県夷隅郡大多喜町粟又

TEL:0470-85-0243(養老渓谷観光協会)

 

 

   

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筆者

著者イズム

房総ismの記事は全てイズムが執筆しております。房総半島の御宿町へ2017年に移住、移住後にイズムが体験したお金や地域の生の声を記事にしています!

>>イズムのプロフィール

 

イズムは不動産業界歴17年、会社経営12年、戸建投資歴5年になります。

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