高宕山自然動物園で猿と触れ合おう！餌やりも出来ますよ

高宕山自然動物園で猿と触れ合おう！

2018.07.02 / 最終更新日：2018.07.06

高宕山という山の中にある動物園で猿に餌やりをしながら触れ合うことが出来ます。高宕山自然動物園という施設名ですが、いる動物は猿とカモのみ。高宕山猿園の方が合っている感じがするのはイズムだけでしょうか＾＾まぁ、そんな話は置いておいて、実際に家族で行って来ましたので、園内の様子や猿たちとの触れ合いに付いてお話しをして行きましょう。

高宕山自然動物園の駐車場や施設

高宕山自然動物園の目印は左手に見える水車です。この右側に大きな駐車場があります。

イズムたちが訪れたのが初夏の日曜日ですが、車は数台でしたので満車になることはまずないと思います。過去にここで車上荒らしがあったそうなので、貴重品はなるべく車内に置かずに持って行きましょう。料金は無料です。

駐車場から下を覗くと川があり、多くの家族連れが川遊びをしていました＾＾イズムたちも後で行ってみようと言いながら、猿園に向かいました。

猿園（高宕山自然動物園）に入る前に既に猿がちらほらいます。こちらの猿たちは野生の猿ですね。人間に慣れているのか近づいてものんびりと過ごしていました。特に威嚇されることもありません。

昭和31年に高宕山が天然記念物に指定されたらしい。その記念碑かな。

記念碑の横にある階段を登って行くと高宕山自然動物園があります。

高宕山自然動物園の入園料

ここで入園料を支払いましょう。入園料は大人が300円、小学生が100円、未就学児は無料です。元々が安いので割引券やクーポンはありません。HISクーポンDXアプリで餌代が無料というものがありますが、HISクーポンDXに登録するのにお金がかかるのでマイナスになってしまいます。餌代も100円なのでわざわざクーポンなどを使わなくても良いですね＾＾；

高宕山自然動物園の園内の様子

園内に入るといきなり猿にお出迎えされますが、こちらの猿は野猿（野生の猿）です。

高宕山自然動物園の猿はこの檻の中。

だから、こんな不思議な状態を見ることになります。奥の檻に入っている猿が園の猿で手前の猿が野生の猿。

猿の檻は大きく2つに別れていて、その間を通る感じです。

檻の中は広々としており猿たちが遊べるように色々な工夫がされていました。

檻の近くを通ると近寄って来て

餌くれ～と手を伸ばして来ます。

園内を歩いていると野生の猿も餌をくれと近寄って来ますが、この時はまだ餌を持っていなかったのでスルー。

その場を離れても付いて来ます＾＾；

こんな目でずーっと見られると餌あげたくなっちゃいますね。

正直に言いますと、餌をやらずに園内を歩いても面白くありません。園内はそこまで広くないですし、猿が近寄ってきて餌くれと言ってくるだけ。ということで餌を買いに入口まで戻りました＾＾；

餌は1袋100円でサツマイモか落花生を選べます。ビニール袋で渡されるのですが、そのままだと猿にひったくられて終わりますので、必ず用意されている布の袋に入れ替えましょう。

餌やりは、こんな感じで手の平に餌を乗っけると猿から手を伸ばして取って行ってくれます。無理やり引っ張って来たり引っ掻いて来たりはしないので、子供でも安心して上げることが出来ますよ＾＾ただし、餌の取り合いで猿同士がケンカすることはちょくちょくあります。勢いが凄いのでビビりますが、人間には被害はこないので大丈夫です。

怖いと思う子供は猿の目の前にボイッと投げてあげましょう。拾って食べてくれますよ。

餌を持っていると野生の猿が近寄って来るので、野生の猿ばかりに餌を上げがちになってしまいますが、園の猿にも上げましょう＾＾手を伸ばして来て優しく取ってくれます。怖がる子供には丁度良いかも知れませんね。ちなみに、園の猿には夕方になると園側で別途餌を与えるそうなので、そこまでやらないくても良いかと。間近で餌やり出来る野生の猿に上げた方が楽しめますからね。

餌を食べている間は、座り込み大人しくしているので写真を撮るのも楽です。

イズムたちは、7月に訪れましたが、産まれて数ヶ月くらいの赤ちゃんがいっぱいいました。赤ちゃんだけで遊んでいるところに近づくと親がやって来て威嚇されるので気を付けましょう。イズムも近づき過ぎて威嚇されました＾＾；うちの子に「お父さん、ダメだよ～」と怒られました。。。可愛くてつい「すいません。」親猿が抱っこしている状態なら餌やりで近づく分には問題なさそうです。

猿たちは春頃に赤ちゃんを産むようなので春過ぎから夏ごろにかけては多くの赤ちゃん猿を見ることが出来ますよ。

入口には感想ノート的なものが置かれており、子供たちの素直な感想が書かれています。「落花生持っていると怖い、サツマイモ上げると全部捨てられる」「サル、怖い・・・だけど可愛い、そしておじさん凄く優しいありがとう」「また来るね。可愛かったよ」「何回来たかな？3回、毎回可愛いおさる。子猿に餌あげたいけど、大きい子たちがすぐ来て子猿逃げる・・・」「もう4回目だ可愛い猿たちが見られてすごく嬉しい。でも、買ったばかりの落花生を2回も全部取られちゃった」

イズムの子も怖がりながらも楽しんでいたようで、「そろそろ帰ろうか」と言っても「ヤダ、まだいる」と中々帰ろうとしてくれませんでした＾＾；それくらい楽しんでくれたと思うと親としても嬉しいですね。最初園内に入った時は「ふ～ん、こんなもんか」と思っていましたが、餌やりを始めてから猿たちが興奮することにより子供も興奮しだして、とても楽しめたようですし、大人も一緒に楽しむことが出来ました＾＾

是非、高宕山自然動物園に行った際には餌を数袋買って園内の奥まで餌やりをしながら行ってみて下さいね。1袋だと入口周辺で食べつくされてしまうかも＾＾；