我が家では2019年2月に1か月半ほどの期間オーストラリアへ行き、息子を現地の幼稚園へ通わせる予定です。要は短期留学ですね。色々と手続きは完了して来たのですが、海外旅行保険が意外と高いという事に気が付きました。3泊4日とか6泊8日など短い期間の海外旅行であれば数千円から1万円程度で済むので良いと思いますが、今回は41日間オーストラリアにいることになるので、調べてみると高い。
以下が、海外旅行保険のシミュレーションをした時の画像です。
プラン内容としては子供2人分(大人2人分は後述する方法でカバー)で41日間、治療費用や救援者費用、賠償責任などが必要以上にかけられてしまっているというのもありますが、61,320円とはかなり高い印象でした。
ただでさえオーストラリアまでの飛行機代や現地の宿泊代、レンタカー代、幼稚園代など多くの費用がかかっているのに、これ以上費用がドンドン増えて行くのはキツイと感じたので、何とか節約しなければと色々調べてみると海外旅行保険を、この価格から93%オフにまで激安にする方法がありました。
クレジットカードに付帯している海外旅行保険を使おう
多くの場合、クレジットカードには海外旅行保険が付帯されていますね。例えば、イズムが持っている楽天プレミアムカードであれば、以下のように保険がかかっています。
それなりに充実していますね。ただし、楽天プレミアムカードの場合はこれらの海外旅行保険が適用されるのは会員本人のみです。だから、奥さんと子供たちは保険に加入出来ていないことになります。ただ、奥さんに関しては年会費540円で家族カードを発行しており、海外旅行保険も同じものが付帯されているので問題ありません。ですから、問題としては子供たちの海外旅行保険ですね。
この様にクレジットカードに付帯している海外旅行保険は、会員本人のみ加入となっているケースが多いのですが、中には家族特約などで家族全体の子供までカバーされるクレジットカードもあります。ただ、そういったクレジットカードの場合は基本的に年会費が高額になってしまいます。
子供もカバーされる海外旅行保険が付帯されている激安(無料)のクレジットカードがあった。
しかし、諦めが付かなかったので、色々と調査してみると海外旅行保険の家族特約が付いているクレジットカードがありました。しかも、年会費が永年無料のものまであったのです。
イズムが海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを探した条件としては2つのみ。
- 年会費が安いこと。
- 海外旅行保険が自動付帯であること。
クレジットカードの海外旅行保険には、利用付帯と自動付帯があるのですが、利用付帯の場合は旅行代金や交通費などの支払いで、そのクレジットカードを使った場合のみ付帯される海外旅行保険で、自動付帯の場合は特に支払いなどに使わなくても自動的に付帯されるものですので、圧倒的に自動付帯の方が便利だということが分かりますね。ですから、自動付帯のみに絞って探しました。
また、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の特徴として、死亡・後遺障害以外の保険金額は、別のクレジットカードに付帯されている海外旅行保険も合算することが出来るというものがあります。ですので、無料のクレジットカードと激安のクレジットカードを組み合わせて保険でカバーされる金額を高くして行けば良いという事です。
海外では日本国内のように社会保険などでカバーされないので、アメリカ以外の国(アメリカは医療費が高いので1000万円は必要とのこと。)で傷害治療費用は最低でも300万円~400万円は保険金額があった方が良いということでした。ですから、最低ラインこれくらいで考えて組み合わせる必要があるという事ですね。
クレジットカード最強の組み合わせ
それでは、子供の海外旅行保険がカバーできるクレジットカードはどれなのかを解説して行きたいと思います。(イズムが調査した中ではこれが最強だと思いうものをご紹介致します。)
イズムが発行したクレジットカードは以下の2つです。
- プラスハッピーUCカード※
- UCSカード
これらのクレジットカードは両方とも年会費は無料となっています。ただし、プラスハッピーUCカードは海外旅行保険(子供のみ)が付いていますが、UCSカードに関しては海外旅行保険が付いていません。UCSカードに関しては別途UCS旅とくプラス(年間1,000円)というUCSカードを持っている人だけが加入できる海外旅行保険があり、それに加入するという流れになります。
それでは、それぞれどの程度の海外旅行保険なのかを見て行きましょう。
※プラスハッピーUCカードは2021年7月より自動付帯ではなく旅行の際に交通費などを使わないと付帯されない利用付帯へと変更されてしまいました。
海外旅行保険の補償内容
プラスハッピーUCカードとUCSカードのUCS旅とくプラスの海外旅行保険の補償内容としては、以下の通りです。
カード | 死亡・後遺障害 | 傷害治療 | 疾病治療 | 賠償責任 | 携行品 | 救援者 |
プラスハッピーUCカード | 1000万 | 100万 | 100万 | 1000万 | 20万 | 100万 |
UCSカード旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
この様になります。ただ、これだけだと傷害と疾病治療が前述した最低でもあった方が良い保険金額の300万円~400万円には、それぞれ100万円~200万円ほど足りないですよね。ここで更に裏ワザとしてUCSカードの家族カードを追加発行してもらい、家族カードでもUCS旅とくプラスに加入してしまいます。
そうすることで、以下の様になります。
カード | 死亡・後遺障害 | 傷害治療 | 疾病治療 | 賠償責任 | 携行品 | 救援者 |
プラスハッピーUCカード | 1000万 | 100万 | 100万 | 1000万 | 20万 | 100万 |
UCSカード旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
UCSカード(家族)旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
合計 | 1000万 | 300万 | 300万 | 5000万 | 60万 | 300万 |
これで子供たちの傷害治療300万円、疾病治療300万円が確保出来ました。
通常の海外旅行保険に比べて93%オフ!
かかる費用としては、プラスハッピーUCカードが無料で、UCSカードのUCS旅とくプラスが1,000円とUCS家族カードのUCS旅とくプラスが1,000円で、合計2,000円が年間にかかるだけです。
冒頭の海外旅行保険61,320円と補償内容は違えど、この2つの違いを比べてしまうと圧倒的にクレジットカードの方がお得だということが分かりますね。93%以上も安くなりますよ。ただ、今回はイズムたちが長く海外に行くということで6万円ほどの保険見積りが出ていますが、通常の海外旅行なら1万円ほどだと思います。まぁ、それでも年間2,000円でこれだけの補償が受けられると知ってしまうと普通に海外旅行保険に加入するのは勿体なく感じてしまうのではないでしょうか^^;
ちなみに、プラスハッピーUCカードの海外旅行保険は配偶者には付帯されませんので、配偶者にも付帯したい場合は家族カードの発行が必要になります。必要なら申込時にチェック欄があるのでチェックしておきましょう。
UCSカードに関しては、海外旅行保険を2倍にする為に家族カードの発行は必須です。サービス追加情報の入力欄で家族カード発行を希望するにチェックするのを忘れないようにして下さい。
なお、UCSカード自体は年会費無料ですので、海外旅行に行くタイミングでUCS旅とくプラスに加入するという感じで良いと思います。もし、来年は海外旅行に行かないと分かっているのであれば海外旅行に行った後に解約すれば毎年かからず必要な時にだけ保険をかける事が出来ますよ。
子供がいる家族が海外旅行に行くのであれば、プラスハッピーUCカードとUCSカードこの2つのクレジットカードは外せませんね。UCSカードに関してはカード発行までに約1か月ほどかかるので海外旅行の日程が決まっているのであれば早めに準備しておきましょう。プラスハッピーUCカードに関しては、早ければ即日にカード発行が認証されますよ。
イズムの場合は、カードの申込をしたのが12時53分で
認証が下りたのが当日の13時35分です。約40分くらいで審査が完了したということ。早いですね。
キャッシュレス診療が条件ならミライノカードゴールド
ちなみに、プラスハッピーUCカードの場合は会員本人の場合のみキャッシュレス診療が可能となっていますが、子供の場合、プラスハッピーUCカードとUCSカード共にキャッシュレス診療がNGとなっているので注意しましょう。キャッシュレス診療は絶対に付けたいという方は、UCSカードを止めてミライノカードゴールドにすれば良いと思います。
その場合の配偶者と子供の補償内容は以下の通りです。
カード | 死亡・後遺障害 | 傷害治療 | 疾病治療 | 賠償責任 | 携行品 | 救援者 |
プラスハッピーUCカード | 1000万 | 100万 | 100万 | 1000万 | 20万 | 100万 |
ミライノカードゴールド | 1000万 | 250万 | 250万 | 2500万 | 25万 | 150万 |
合計 | 1000万 | 350万 | 350万 | 3500万 | 55万 | 250万 |
ミライノカードゴールドは、年会費が3,000円とUCSカードの時よりも1,000円だけ高くなってしまいますが、傷害治療と疾病治療が50万円アップし、キャッシュレス診療にも対応しているのでお勧めです。さらに住信SBIネット銀行の口座を持っている方なら、スマートプログラムのランクが2ランクアップするので、振込手数料の無料回数が増えることになるのでかなりお得でしょう。
我が家の海外旅行保険合算補償額
ここからは、我が家の海外旅行保険を合算すると補償額はいくらになるのかを備忘録的に残したものになりますので、興味がない方は読み進める必要はございません^^;
子供たちの補償額
イズムには2人の子供がおり、長男が5歳で長女が0歳です。この子たちの補償額は以下の通りになります。
カード | 死亡・後遺障害 | 傷害治療 | 疾病治療 | 賠償責任 | 携行品 | 救援者 |
プラスハッピーUCカード | 1000万 | 100万 | 100万 | 1000万 | 20万 | 100万 |
UCSカード旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
UCSカード(家族)旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
合計 | 1000万 | 300万 | 300万 | 5000万 | 60万 | 300万 |
奥さんの補償額
奥さんには、楽天プレミアムカードの家族カードとUCSカードの海外旅行保険が合算されるので以下の様に充実した補償内容となっています。
カード | 死亡・後遺障害 | 傷害治療 | 疾病治療 | 賠償責任 | 携行品 | 救援者 |
楽天プレミアムカード(家族) | 4000万 | 300万 | 300万 | 3000万 | 30万 | 200万 |
UCSカード旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
UCSカード(家族)旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
合計 | 4000万 | 500万 | 500万 | 7000万 | 70万 | 400万 |
イズムの補償額
イズムの海外旅行保険は、楽天プレミアムカードに加えてプラスハッピーUCカード(会員本人は保険金額も上がる)とUCSカードの合算になるので、以下の様にかなり充実した補償内容となっています。
カード | 死亡・後遺障害 | 傷害治療 | 疾病治療 | 賠償責任 | 携行品 | 救援者 |
楽天プレミアムカード(家族) | 4000万 | 300万 | 300万 | 3000万 | 30万 | 200万 |
プラスハッピーUCカード | 2000万 | 150万 | 150万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
UCSカード旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
UCSカード(家族)旅とくプラス | 1000万 | 100万 | 100万 | 2000万 | 20万 | 100万 |
合計 | 4000万 | 650万 | 650万 | 9000万 | 90万 | 500万 |
可能なら子供にもこれくらいはかけておきたいんですけどね。
UCSカードの旅とくプラスの申込方法
UCSカードが手元に届いたら、旅とくプラスに加入しましょう。前述した様にプラスハッピーUCカードは手元にカードが届いても特に何もする必要はありませんが、UCSカードの場合は、手元にカードが届いただけだと海外旅行保険は付帯されていません。ですので、旅とくプラスに申込む必要があるんですね。
そして、旅とくプラスに申込みをするには、UCSネットサーブに登録しなければなりません。ですので、まずはUCSネットサーブにアクセスして「初めてご利用の方」の「UCSネットサーブ利用登録する(無料)」をクリックしましょう。
カード番号を入力して必要事項を入力して、「規約に同意して登録画面へ」をクリック。
任意のユーザーIDとパスワードを入力
その他、必要事項を入力選択終われば「確認する」をクリックします。
内容の確認画面が出て来るので問題なければ「完了する」をクリックしましょう。これでUCSネットサーブの登録は完了です。
次に旅とくプラスに申込みして行きます。先ほど設定したユーザー名とパスワードを入力してログインしましょう。
「各種申込み」から「UCS旅とくプラス申込み」をクリック。
補償期間を確認して「確認する」をクリックします。
「上記の内容を確認して申込む」にチェックを入れて、「完了する」をクリックすれば申込み完了です。
最後に申し込みを受け付けましたというメッセージが出ているのを確認しておきましょう。
後は、補償内容などの書類が送られて来ますので保管しておきます。保険は申し込んだ日の2日後0時から補償が開始されるようですね。
この記事へのコメントはありません。