イズムはサーフィンをするのですが、サーフボードって意外と大きくロングになると家の中や倉庫の中にも置くことが出来ず、外に野ざらしになって置いていました。ちなみに、このロングのサーフボードはイズムの物ではなく兄夫婦のもので、たまにサーフィンをしに来るので保管だけしているものです。でも、このままだとボードが傷んでしまうので、サーフボード置き場と自転車置き場を兼ねる置き場を作ろうと思い作ってみました。
まずは、放置されていたブロックを地面にモルタルで埋め込み、穴の中に45㎜×45㎜の角材を突っ込んで柱を立てて、骨組みを作ります。
それに屋根を乗せる骨組みとして1×3材を横に渡して、自宅の壁にと屋根に繋ぎ合わせました。
屋根を支える桟木として30㎜×40㎜の木材を使いました。
桟木を更に増やして屋根材を乗せます。今回作るサーフボード置き場は裏側にあり表からは見えないので、屋根材は節約のためポリカの波板にしました。
今見ると屋根材を止めるビス打ちがめちゃくちゃですね^^;しかも本当なら桟木の方向も横の方が波に合わせられるので良いはずです。
取り敢えず、これで屋根は完成ですが、横の部分に壁がないので壁を取り付けて行きます。
この狭い空間に風雨が強い日には、風が抜けて行くんですよね。
1人で出来る鎧張りの方法
買って来た野地板に塗装して行きます。
ウォールナットの塗装を両面に塗って行き
塗装後は、ネジを入れる下穴を開けて行きます。
野地板にはアイジャクリなどの実(サネ)がないので、鎧張り(板を下側から張って行き、その板に少し被らせて貼り合わせて行く方法)で行くことにしました。まずはネジを1本だけ数十㎜ほど入れて
この様に一枚下の板の上へネジを乗っけて
この状態をキープさせながら水平を取り
奥側のネジを止めてから、最初に数十㎜だけ入れていたネジを打ち込みます。
ネジは1枚の板に下側2箇所のみで、上部は次の上の板が抑えてくれるという仕組みです。
真横から見るとこんな感じで、少しだけ被って(15㎜~20㎜)上の板が下の板の上部を押さえつけている状態になります。こうすることにより、温度変化などによる木材の膨張にも対応出来るので後々の割れなどを防ぐことが出来ますよ^^
この様な配管や配線が通っている個所は穴を開けて調整しますが、後々の入れ替えなどの為に少し大きめの穴にしてあります。
後は板をどんどん同じ要領で貼っていくだけです。
やっと上部まで来ました。
ここで材料がなくなってしまったので一時中断^^;材料の計算は先にすべきですね。
後日、材料の買い足しを行い上部まで貼り終わりました。前面にも2枚ほど板を張り付けておいたので、多少の風雨なら耐えてくれそうです。
サイドも上部まで確りと貼って行きました。
最後はかなり細かい作業となってしまいましたが、何とか完成!
初めて鎧張りに挑戦してみましたが、最初にネジを数十㎜入れて置くことで支えてもらう必要もなく1人で作業を進めることが出来たので、意外とスムーズに出来てしまいました。木の板って長いと見た目よりも重いのでこういった一工夫で楽に出来るんですね^^
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