本日も昨日に引き続き仮想通貨市場は好調な動き出しとなっています。ビットコインが10%ほどのプラスで、LSKやXRPは20%~ほどのプラスとなっており多くの方が買い進めているのが分かります。昨日はコインチェックの日本円出金に関する報道がありましたので、そういったことも要因となっているのでしょうか。
ちなみに、昨日に当サイトではコインチェックの日本円出金は2月13日から再開かという記事をお昼頃にアップしましたが、コインチェックが正式発表したら相場が上がると踏んで記事のアップ後に少し買い増しをしてみました^^今のところは良い動きをしてくれているので、判断は間違っていなかったようです。
コインチェックにちなんでコインチェックが取り扱っている仮想通貨の中で匿名通貨があるのですが、その匿名通貨であるXMR/ZEC/DASHに付いて少し意見を述べたいと思います。
コインチェックが金融庁から認可されていない理由
巨額の仮想通貨流出事件を起こしてしまったコインチェックですが、国内最大手にも関わらず金融庁の登録業者へ登録されていませんでした。この理由はいろいろとあるようですが、コインチェックが匿名通貨のXMR/ZEC/DASHを扱っているからではないかという見方もされているようです。
匿名通貨とは、簡単に言うと取引履歴が残らない、実際には残るのですが見ることが出来ない仮想通貨のことですね。個人情報の保護という観点から言うととても良いのですが、ダークサイトなどで悪用されてしまうと犯人を追うことや特定することが出来ないというデメリットもあるのです。このことから多くの国や政府は匿名通貨を問題視しています。ダークサイトとは麻薬や銃器の販売などをする犯罪サイトですね。
コインチェックは、ハッキング被害から再起を図ろうとしていますが、今後も長く仮想通貨取引所を続けていくのであれば、金融庁の認可を得ることが必須になって来るでしょう。そう考えると足かせになっている可能性のある匿名通貨を上場廃止させる可能性も出て来るのではないかとも言われています。
ダークマーケットの現状
麻薬や銃器、そして犯罪代行などを販売しているダークサイトの多くが、この匿名通貨を使っているというのがダークマーケットの現状です。アメリカ最大規模だったシルクロードというダークサイトが摘発されたのも有名な話しですね。このシルクロードは数十億円規模の市場があったようで麻薬や銃器の販売、マネーロンダリングなどの罪でサイト管理者は終身刑を受けています。
そして、これらのダークサイトでの決済にXMR/ZEC/DASHなどの匿名通貨が利用されているということです。イズムたちが投資をしている匿名通貨は犯罪にも大いに使われてしまっているということになりますね。ある意味、犯罪に繋がる行為に投資をしているということです。これには賛否両論あるかとは思いますが、イズムは投資したいとは思えないので投資していません。
ちなみに、匿名と非匿名の切り替えができるXVGという仮想通貨には投資しています。
匿名通貨の今後
匿名通貨は、ある意味では需要が多くあるとも言えます。ですので、他の通貨と同じように価格は上がっているのが現状です。しかし、将来的には国や政府がこぞって匿名通貨の流通を阻止しようとして来る可能性は充分にあるでしょう。もし、匿名通貨の利用は禁止と明確にどこかの国が明言した場合には大きな下落に繋がるかと思います。
ただ、ダークマーケット上では需要は常にあるでしょうから、どこかの国が禁止し暴落をしたとしても買い支えもどこかのラインであり一定以下には落ちない場合もあるかも知れません。
XVGなどの匿名と非匿名の切り替えができる仮想通貨の場合は、こういった時にどう反応するかは分かりませんが、もしかすると大きく上がる可能性もありますね。
匿名通貨に投資するということは、こういった大きなリスクを常にはらんでいるということを念頭において投資するようにしましょう。
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