あなたは仮想通貨の売買をする場合にどの取引所を使っていますか?現在、イズムが主に使っているのは国内ではbitflyerやZaif、海外ではbinanceやcoinexchange、kucoinです。その他にCryptoBridgeも使っています。恐らくこのCryptoBridgeは、あまり聞いたことがないのではないでしょうか?
今日は、このCryptoBridgeについて少し触れておきたいと思いますが、その前に取引所の現状や今後に付いてもお話しをして行きたいと思います。
現在はどの取引所も危ない
記憶に新しいcoincheckのハッキング事件、先日はイタリアの取引所であるBitGrailが180億円分のnanoという仮想通貨が盗まれたと話題になっていますね。取引所は、常に売買が行われている為にオンライン状態です。その取引所内には多くの仮想通貨が保管されており、そのすべてがオフラインの状態で保管されているとは限りません。ですから、ハッカーは仮想通貨を盗もうと考えた時に個人の少ない仮想通貨を保管しているウォレットを狙うより、大量の仮想通貨が保管してある取引所を狙う方が効率が良いのです。
なので、取引所は狙われており、これからも狙われ続けるということになります。
また、先日あったbinanceのメンテナンスでは、突然サイトにアクセス出来なくなってしまったので、ネット上ではGOXか!?と騒がれていましたね。ただのメンテナンスなのにここまで騒がれるのは、binance側がメンテナンス情報の拡散が遅かったことと、人々が取引所の破産を常に意識しているということが要因だと思われます。ちなみに、coinexchangeでも1月に同じようなことがありGOXかと一部で騒がれていました。
多くの方が取引所は常に色々なリスクがあるということを認識して来たということです。
取引所は2つある
しかし、このような破産リスクやハッキングリスク等は(ある意味メンテナンスが行われている間は売買が出来ないのでリスクかも知れませんね。)すべての取引所である訳ではありません。中にはこういったリスクがない、もしくは少ないという取引所も存在するのです。
中央集権型取引所
前述したリスクがある取引所が中央集権型取引所です。中央集権型の取引所はbitflyerやzaif、binance、coinexchangeなど管理者がいる取引所になります。要は企業や組織が運営している取引所ですね。当然ながら企業や組織が運営しているので、その企業の財政が危うくなれば取引所も危うくなり、解散されてしまえば取引所の運営もストップしてしまうということです。
また、ひとつの組織が管理していますので、当然ながら仮想通貨もその組織内のサーバーで管理されることになります。そうすることで一度ハッキングされてしまうと全ての仮想通貨や個人情報が盗み取られてしまうリスクがあるんですね。こういったリスクを最小限にしようと中央集権型取引所は資金を使いセキュリティ強化する努力をしています。
非中央集権型取引所
それに対して非中央集権型取引所は、管理者がいません。管理者がいないので破産ということも事実上あり得ないのです。そして、組織がないのでサーバー管理ではなく、ブロックチェーン上に全ての情報や仮想通貨が保管されることとなります。ブロックチェーンは実質、改ざんをすることが出来ないので、サーバーで管理するよりは安全です。
非中央集権型取引所もリスクがゼロという訳ではありませんが、中央集権型取引所よりも遥かに安全性は高いと言えるでしょう。そして、ブロックチェーンにより保管されている仮想通貨も分散されていますので、安全性は極めて高いと言えます。
将来的には注目を集める非中央集権型取引所
この非中央集権型取引所は、前述したようにブロックチェーン上に存在しているので、分散型取引所(DEX)と言われており、今後は大きく注目度を増して行くと思われます。なぜなら、仮想通貨市場は更に成長して行くと推測されていますが、市場が成長すればするだけ保管をしなければいけない仮想通貨の価値は上がって行き、保管すべき資産は増えて行くので、中央集権型取引所は危険にさらされる可能性は高まって行きます。そして、もしその時にハッキング被害にあえば今起きているハッキング被害額とは比べ物にならない程大きな額になることは間違いありません。
その時に人々はどう思うでしょうか、やはり中央集権型取引所は危険。こう思うに違いありません。その時に注目されるのが分散型取引所であるDEXです。
分散型取引所(DEX)のデメリット
しかし、この非中央集権の分散型取引所(DEX)も完璧ではありません。世の中メリットがあれば必ずデメリットもあるものです。
- 取引高が低い
- 法定通貨での取引が出来ない
- 注文時に手数料がかかる
- パスワードを紛失すると資産も失う
DEXのデメリットとしては、現在のところ利用者が少ない為に取引高が低く注文をしてから約定するまでに時間がかかりますが、これは既に売りに出ている額を指値すればすぐに購入することも出来ます。
今のところ法定通貨を入金することが出来るDEXはありません。あくまでも中央集権型取引所で仮想通貨を購入しDEXへ送金して売買を行うスタイルです。海外の取引所と同じ感覚ですね。
中央集権型の取引所では、注文を出しキャンセルをしても特に手数料はかかりませんが、DEXの場合は注文を出した時に手数料がかかります。キャンセルをして再度注文をすれば手数料が2倍かかることになりますね。これは注文を出す時点でブロックチェーンへ指示を出すことになるので、現在の仕様では致し方ないところです。注文を出す際には慎重に出すようにしましょう。
DEXは、管理者がいないのでパスワードを紛失した場合に問い合わせる先がありません。すなわちパスワードを紛失したということは資産を紛失したのと同じ意味になります。良く使われているウォレットと同じような性質を持っているということです。必ずパスワードは書き留めて保管するようにしましょう。
日本語が使えるDEXはCryptoBridge
DEXのほとんどが英語になりますが、CryptoBridgeは今のところ唯一日本語表記に換えることが出来ます。(他のDEXでも翻訳機能を使えば良いですが・・)
ちなみに、イズムはこのCryptoBridgeでは、ZNYとHTML、BCOを少額づつ購入し保管しています。ZNYは第二のモナコインとも称されており将来的には期待が持てると思っており、HTMLも将来的な爆上げ期待で買いました^^;、そしてBCOはステーキングすることによりCryptoBridgeで取引される度に支払われる手数料を分配金として受け取ることが出来ますので、購入してみました。本格的にDEXが注目されて来るとこのBCOも化ける可能性もありますね^^
BCOのステーキング
最後にBCOのステーキングに付いて軽く触れておきます。ステーキングする期間により配当分も変わりますので、長期目線で売る気がないのであれば12か月が最も効率が良いですね。ログインしてBCOを購入後にアカウントタブをクリックし、左下のBridgeCoinステーキングをクリックすればステーキング画面に行きます。後はステーキングするBCOの量とステーキング期間を設定すればOKです。
ここで注意して欲しいのはステーキング期間は、BCOを動かせないということです。価格が急騰しても売るに売れないということになるので注意して下さいね。
取引手数料が分配されるので、将来的に注目されるようになり取引高が上がれば配当もあがりますので、このBCOはDEXが注目されると同時に価格は上がるとイズムは思っています。
ちなみに、こういった配当を受け取れる取引所のトークンは、binanceならBNB、kucoinならKCSなどもありますが、中央集権ですので完全にこれら企業の成績に左右されると思われますし、破綻すればそれまでです。投資するにしても少額が良いでしょう。
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