日本人の多くの方が日々インターネットを閲覧していると思います。しかも、その時間は年々増加傾向にあり、総務省の調べでは20代のネット平均利用時間は、平日で161.4分、休日にあたっては228.8分と平日で3時間弱、休日で4時間弱もインターネットを見ている事が明らかになっています。
画像引用元:総務省
これはTV視聴時間の約倍近くまで到達している状況を見ると、以下に多くの方が日々インターネットに触れているのかが理解出来ますね。
ただ、ほとんどの方はそのインターネットを見ている時は、ただただ時間が過ぎているだけですが、ある一部の人たちはネットサーフィンをしながらお金を稼いでいるという事を知っていますか?
今日は、そんなちょっとしたお小遣い稼ぎにもなる、Braveブラウザという少し特殊なブラウザに付いて解説をしたいと思います。
ネットサーフィンで稼ぐ方法は簡単。ブラウザを変えるだけ
恐らくWindowsを使っている方は、Internet ExplorerやMicrosoft Edge、Google Chromeなどを使っているでしょうし、iPhoneを使っている方ならSafariが基本でしょう。Androidの方はChromeの方が多いと思います。
ブラウザはデバイスを購入した時点で既定のものが決まっている事が多く、あまり意識されない為、デバイスの販売者が使って欲しいと思っているブラウザを多くの方が使っているという状況です。
しかし、ブラウザは実際には他のアプリと同じように自由に選ぶことが出来て、ダウンロードしインストールする事が可能です。
ちなみに、ブラウザとはネット上にあるサイトを表示する為のソフトだと思っていただければ問題ありません。
そして、これらのブラウザを【Brave】というブラウザに変更するだけでお金がもらえてしまうんです。
お金を稼ぐと言うと、何か作業をしなければならないのではないか?クリックをしなければダメなのでは?と思ってしまいますが、Braveブラウザはただ単に今までと同じようにネットサーフィンしていれば良いだけなんですね。
Braveブラウザで稼げる仕組み
インターネットは、お金を生み出す市場としては世界中のどの市場よりも巨大です。なぜなら、世界中の何十億人という人が閲覧しており、国を越えて閲覧することも可能だからですね。要はターゲットが全世界の人間という事になります。
でも、インターネットを見ている私たちには何の利益にもなりません。これはインターネット上で稼ごうと思っている人たちに今までは全て搾取されていたからですね。
ネットサーフィンをしていて、あるサイトを訪れると広告を見かけたことがあると思います。かく言う房総ismもそうです。(房総ismは趣味的なサイトですが、広告を掲載させていただき少しばかり運営費として使わせていただいています^^;)
あの広告をクリックすると誰にお金が行くか、もう分かりますよね?そうです。サイト運営者です。
で、Braveブラウザはと言うと、今までサイト運営者に行っていたお金があなたに入るようになるというだけです。
詳細な仕組み
Braveブラウザでサイトを閲覧した時には、今まで表示されていた広告は一切表示されなくなります。これがBraveブラウザの大きな特徴になるのですが、Braveの方で強制的に広告を削除してくれるシステムになっているんです。
こちらがGoogle Chromeで閲覧した時の房総ismのページで
こちらがBraveで閲覧した時ページになります。
広告がなくなりスポッとそこだけ白くなっているのが分かりますね。このようにBraveがこれは広告だなと判断した場合は画像ごと表示されなくなります。
ただ、これだけだとあなたが受け取れるお金が発生するのはおかしいですよね?実はBraveブラウザを使っているとBrave専用の広告が表示されます。この広告主からいただく広告費の一部をユーザーに分配しているという事ですね。
広告はパソコンでこんな感じに画面右下に小さく出て来ます。
スマホはこのように上部に表示されます。
ちなみに、この広告をクリックしなくてもお金は入って来るので、いちいち広告をクリックするという作業もなく、今までと同じようにインターネットを閲覧しているだけでOKです。Braveとしても広告を表示されて実際に興味を持った一部の人がクリックしてくれてアクションを起こしてくれれば良いと思っているのでしょう。
なお、後述しますが、このBraveの広告を非表示にすることも可能ですし、広告が表示される頻度を自由に調整することも可能です。ただ、非表示にすれば当然ながらお金は入らなくなりますし、頻度を落とせば入って来るお金も減るという事になりますので、あなたが許容できる範囲内やどれくらい稼ぎたいかによって決めれば良いと思います。
でもBraveブラウザは大丈夫なの?
Braveブラウザに付いては、以前にも記事にしたことがあるのですが、その時は広告をブロックしてくれることと、閲覧のスピードが速くなるという事を主に解説させてもらいました。
ただ、この時はまだBraveブラウザ自体も完璧ではなく、広告以外の画像も非表示にしてしまっていたりしたので、あまり使い物にならないかもと思っていたのですが、今はそういった点も改善されてとても良いブラウザへと進化しています。
イズムは現在、使っているデバイスWindowsとiPhone両方でBraveブラウザを常用していますが、使い勝手はGoogle Chromeとほぼ一緒と言った感じです。恐らくChromeを見本に改良したのだと思われます^^;
Braveブラウザに慣れてくればサイトの表示速度も他のブラウザよりも断然速いですし、無駄な広告は表示されませんし、お金は貰えるし、良いこと尽くしですね。
また、Mozilla元CEOの方が設立したBrave Software社によりBraveブラウザは開発されているので、全くの素性が知れていない開発者ではない為、信頼までは値しないものの通常使用する分には問題ないと言えるでしょう。
Braveブラウザの導入方法
Braveブラウザを使うには、Braveブラウザのダウンロードサイトにアクセスして、ダウンロードしインストールすれば良いだけです。
インストールした後はBraveブラウザを開き、実際にお金がもらえるように、通常使用出来るように設定して行きましょう。
言語を英語から日本語に変えよう
最初は英語表記ですので、日本語に変更して行きます。
画面右上の三本線をクリックして、設定(英語表だと恐らくSetting)、言語(Language)をクリックすると言語を変えることが出来る画面に行くので、一番上の言語を日本語に変更しましょう。
Braveブラウザでお金が受け取れるようにする(広告)設定
こちらも画面右上の三本線をクリックして、「Brave Rewards」をクリックします。
Brave Rewardsの画面に行ったら、「Brave Rewards」と「広告」をオンにしましょう。下にスクロールすると「自動支援」や「チップ」などもありますが、基本はそちらはオフで大丈夫です。自動支援はあなたが受け取ったお金をいつも見ている(応援している)サイトに自動で渡してくれる機能で、チップは単発的に投げ銭(チップ)を渡せる機能になります。
広告の表示頻度を決めよう
ここまでくれば既にBraveの広告が表示されるようになりますが、1時間に何回広告が表示されるのかを選択することも可能です。上記と同じ画面の「広告」で赤丸で囲ったのマークをクリックします。
そうするとプルダウン選択が出来るようになるので、1時間に表示される最大広告数を選びましょう。
ちなみに、イズムは「1時間に5件の広告」を選択していますが、Brave自体の依頼広告数が今のところ少ないのか、現状では1時間に5回も表示されることはありません。1日使っていて数回と言った感じです。
Brave自体の広告数を増やして行ってもらわないとダメですね^^;ただ、今後に期待してイズムはBraveブラウザを使い続けています!
Braveのバックアップを取ろう
Braveブラウザを使っていると少額ですが、お金が入って来るようになりますが、もし間違ってアンインストールしてしまったり、携帯を変えた時に貯めて来たお金がどっかに行ってしまったと路頭に迷わない為にBraveのバックアップを取っておきましょう。
上記と同じ画面上の右側に「あなたの残高」というところの右横に歯車マークがありますのでクリックします。
ウォレットを管理という画面が出て来ますので、ここで表示されている「回復キー」を保存しておきましょう。
右側の「復元」というタブをクリックして、回復キーを入力すれば間違ってアンインストールしてしまっても元の状態に戻すことが可能となります。
ブックマークをインポートしよう
ブラウザを変更する時に障壁となるのが、ブックマークやパスワードなど今までブラウザに保存して来たものが使えなくなるというものですね。Braveブラウザではインポート機能があるので、その辺も大丈夫です^^
画面右上の三本線をクリック、ブックマーク、ブックマークと設定をインポートと進みます。
ブックマークと設定のインポート画面で、インポートしたいブラウザを選択してインポートしてしまえば、今まで通りのブックマークと保存して来たパスワード等がそのまま使えるようになりますよ。
Braveブラウザを他のデバイスと同期させよう
そして、他のデバイスでも同じように使いたいという方は、同期を使いましょう。例えば、Braveブラウザをパソコンで使っているが、iPhoneでも使いたいという時ですね。
これまた三本線をクリックして同期を選択、同期設定の画面に行くので「新たな同期チェーンを開始する」をクリックしましょう。
同期したいデバイスを選ぶと
同期コードかQRコード等が表示されます。
このQRコードをiPhone等で読み取れば完了です。
今回はイズムのiPhoneから試してみました。iPhoneで使っているBraveブラウザを開き、右下の・・・をタップして設定を選択。
Brave Syncをタップ
ここからカメラのアクセス許可を求めるメッセージが出て来るので許可して、QRコードを読み込みましょう。
これでパソコンとiPhoneのBraveブラウザが同期してブックマークやパスワードなどがどちらでも使えるようになります。
ちなみに、ブックマークは同期設定してすぐは同期されず、しばらく待つと自然と同期されていきますので、焦らず待ちましょう。
Braveブラウザでもらえるお金は暗号資産のBAT
これとても重要なことなのですが、Braveブラウザを閲覧していてもらえるお金は暗号資産(仮想通貨)のBAT(BAP)というもので受け取ることとなるので、日本円でもらえるわけではありません。
暗号資産(仮想通貨)って一時期話題になったことがあるので記憶に残っている方もいると思いますが、アレです^^
当然ながら、これをウォレットから取引所へ移して日本円に変えればお金になりますね。
おおよそではありますが、USD表記で価値が記載されています。
今もらえる金額よりも価値は大きくなる可能性大
BATというのはBraveが作った暗号資産で、株と同じように日々価格は変わっています。以下はBATのチャートになりますが現在は27円くらいを推移しています。
ただ、見てもらえば分かると思いますが、過去には100数十円にまで上昇したことがありますので、今からコツコツとBATを貯めて行けば将来的にはその価値が何倍にもある可能性もあるという事です。
イズムはBATを現在の価値で4万円分ほど保有していますが、もし5倍になれば20万円の価値となりますね。
Braveブラウザを使うことによって得られるお金は今現在の価値では少ないかも知れませんが、将来的には化ける可能性を秘めているので、まだ人気の出ていないBraveブラウザを使っておいてBATを貯め込んでおくというのは、とても理にかなったものだと思いませんか?
Braveブラウザには色々なメリットがありますので、是非利用してみて下さいね。
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