2018年から始める仮想通貨投資

ここでは、仮想通貨に投資する上でおさえて起きたい金融の基本的なことから、仮想通貨の現状と将来性、投資方法や戦略、投資額の決め方など仮想通貨投資をする上で最低限知識として持っておいた方が良いと思われる内容を簡潔にギュッと詰め込んでみました。既に仮想通貨に投資している人でも役立つと思いますし、これから仮想通貨に投資しようと思っている人にはとても参考になると思います。

なお、ここでお話しする内容はあくまでもイズムの個人的な考えがたっぷりと入っているので、真実とは違う可能性も十分あり得ます。たとえ事実と違ったとしてもイズムは一切責任を負いませんのでご了承下さい。

投資するのは利益を得る為ですが、投資をするからには必ずリスクは負うのも事実です。ですからあなたが投資をして利益を得れば誰かが損をし、その誰かが利益を得ればあなたが損をすることもあるということを肝に銘じて投資をするようにしましょう。

当然ですが、ここでイズムがお伝えすることを鵜呑みにはせずに常に自分自身でもリサーチすることをお勧め致します。投資は自己責任が基本ですから当たり前ですね。これが理解できない自己責任はおかしいという方は、黙ってこのページを閉じて下さい。覚悟がある方だけ読み進めるようにお願い致します。

 

投資が儲かる理由

投資をする上でなぜ儲かる利益を得ることが出来るのかを知ることは重要です。金融商品への投資(仮想通貨は今のところ金融商品として正式には認められていません)で儲かる理由は3つあります。

  1. 市場の規模拡大や成長
  2. 需要と供給のバランス
  3. 市場の歪み

市場の規模拡大や成長

1つ目の儲かる理由は、未成熟な市場が成長して行き拡大や成長をして行くということです。これは既に確立されてしまっている金融商品ではなかなか利益を得ることが出来ない方法ですね。今から株式投資をしようと思っても、この成長を狙って参入する人は少ないでしょう。既に成熟し切っている市場では得られない利益ということです。まさに今成長しようとしている市場にいち早く参入することで利益が得られます。これが仮想通貨市場ということですね。

現在の仮想通貨市場は数十兆円規模でしかありません。今後どうなる!?仮想通貨市場は上昇を続けるのかイズムが仮想通貨に投資する理由でもお話ししていますが、株式市場は日本だけでも600兆円、世界規模では6000兆円と言われていますが、これらと比べてみると1%~10%程度の規模しかないんです。これから間違いなく成長して行く市場と言えるでしょう。

需要と供給のバランス

これはとても単純です。需要(買おうとしている人)が多ければ価格は上がりますし、供給(売ろうとしている人)が多ければ価格は下がりますよね。この需要と供給のバランスを利用した価格の上下で儲けるということです。このバランスが偏った時に大きな上昇をしたり下落をしたりします。

例えば、仮想通貨市場にとってかなりインパクトのある良いニュースが飛び込んで来ると、みんながこれから上がると思うので需要が増し供給は減り、突然暴騰することになります。その逆も然り。これが2017年12月に起きた暴騰と2018年1月に起きた暴落の正体です。2018年2月現在も下落を続けている仮想通貨市場ですが、どこかで割安感が出て来だし一気に買われることになるでしょう。それがいくらなのかは誰にも分かりませんが、割安と感じる時が来ないということはあり得ないです。ですから、どこで入る(購入する)のかというのが重要になって来るでしょう。

市場の歪み

これはアービトラージと言わる手法です。あるA取引所で90万円で取引されているビットコインが、違うB取引所では100万円で取引されている。この差を利用して利益を得る方法ですね。この方法は見極める力が必要になって来るので初心者向きではありません。

 

仮想通貨の投資では成長と需要で儲ける

仮想通貨の投資では、前述した儲かる理由の1つ目と2つ目で利益を得て行くことになりますが、最も重要となるのは需要と供給のバランスです。成長に関しては、市場規模の拡大は長い年月をかけて形成されて行きますので、5年から10年ほどのロングスパンで物事を捉える必要が出て来ます。需要と供給のバランスは、常に変動し短いスパンで結果に結び付きやすくなるので個人投資家には打ってつけの儲け方と言えるでしょう。

ちなみに、ビットコインは価格が安い高いと議論されたりしていますが、議論すること自体がナンセンスです。なぜなら適正価格なんて存在しないからです。例えば、テレビの適正価格は、テレビの材料費と作成費、そして販売費に利益を乗せた額が適正価格として算出することが出来ますね。株式も同じように会社が出す利益や損失などからある程度の適正価格を導き出すことは可能です。

仮想通貨と同じように適正価格を導き出せない物は、金やプラチナなどでしょうか。これらは元々の原価というものが存在しておらず、人々の価値観から値段が決まってきています。極端な話しですが、世界中の海の砂浜が砂金で出来ていたら金にお金を出す人はいるでしょうか?いないですよね。金は埋蔵量が決まっており採掘できる上限値があるから安定した値段になっているんです。金には物凄い力があり常に持っているだけで寿命が10年伸びるなんてニュースが流れて、それが事実ならば金の価格は今より上がるでしょう。これはすべて人々の感情から導き出される価格ということです。

仮想通貨の価格も人々の感情から導き出される価格で決まっていますので、適正価格というものは存在しません。ですから、世界中の人々が仮想通貨はやばいもっと価格は落ちるぞと思えば落ち続けますし、将来は数百万数千万の価値が付くぞと思えばどんどん上がって行くことになるのです。こういった需要と供給のバランスを上手く掴んで投資利益を上げて行きましょう。

2017年は仮想通貨の価格が一気に上がり仮想通貨元年と言われていますが、これは日本における金融庁や政府が法整備などを進めたことで国のお墨付きになったのと、取引所が登録制になり安全性が高まったことにより、仮想通貨が商品として認められたからだと思われます。認められた商品になったということは、今後(今は下落していますが・・・)より需要が増える可能性はあるということです。

 

仮想通貨のバブルは崩壊したのか

2018年1月から2月にかけての下落(現在進行中)は、バブルが崩壊したのか?正直バブル崩壊だと言う方の意見が多いですね。このまま下落を続けて無価値に近くなるのではないかと巷では言われることもしばしば。金融機関の人たちや著名なアナリストたちもこれはバブル崩壊だと言及している人も多いようです。しかし、こういった人たちの中にはポジショントークをしている人もいるはずです。ポジショントークとは自分に有利になるような話しをすることを言いますね。

また、これらの発言をしている人の中には、仮想通貨に関しての知識が乏しい人も多くいるのも事実です。良くチューリップバブルが仮想通貨の動きに酷似していると、仮想通貨をチューリップに例える人がいますが、これはナンセンスというか何と言うか・・・チューリップの球根と仮想通貨の違いが理解出来ていないですよね^^;確かにチャートだけを見ると似ているのかも知れませんが、そもそもの性質が違い過ぎます。チューリップの球根は、生産者が増やそうと思えばいくらでも増えますが、仮想通貨は基本的に発行上限が決まっており、それ以上は市場に流れることはありません。また、仮想通貨には先進テクノロジーのブロックチェーンが使われています。こういったことを差し置いてチャートだけでは語れないはずですね。チューリップバブルに付いては、2018年こそ本当の仮想通貨バブルが起こるのか!?で詳しくお話ししていますよ。

では、バブルではないのかと言われると、数年後になってみないと分からないというのが正直な意見です。ですが、もしかすると人類が数年から数百年かけて繰り返して来た急成長と崩壊を、仮想通貨は1年の中で何回も繰り返してしまっているのかも知れません。チューリップバブルのような元々価値が低いものを高いと思いこみ起こったバブルは崩壊後は二度と高水準の価格には戻りませんが、株式や不動産など元々は価値があるものの場合は、数年から数十年かけて高水準に戻ることはありますね。仮想通貨も急成長してバブル崩壊して、また高水準の価格に戻りそこから更に急成長またもや崩壊と繰り返している、その様に捉えることが出来るのではないでしょうか。仮想通貨という商品は人類が初めて触れる商品ですので、今がバブルなのかただの成長過程なのかは誰も分からず答えは数年後に分かるはずです。ただ、答えが分かった後に投資しても何の意味もありませんね。

 

仮想通貨で最も適した投資方法

仮想通貨は新たな金融商品として認知されつつありますが、現在は価格が安定していない為に国や政府から金融商品として認められていません。ただ、ひとつの商品としては個人投資家に好まれ多くの投資家が参入しつつあります。投資家にとって分散投資はとても重要になりますが、金融危機などに関しては多くの投資商品が同時に下落するというリスクがあり、分散していたとしても巻き込まれて全資産が目減りしてしまう可能性があるのです。ですが、仮想通貨に関しては世界的な金融危機が訪れたとしても恐らく下落することなく、逆に上昇することが予想されます。これは仮想通貨投資家は誰もが知っており理解していることです。そして、未だ仮想通貨に投資していない投資家もそれは理解出来ているはずです。ですから、分散投資という目線で考えた時にはひとつの投資先として価値があるということになります。

これを踏まえた上で、これから仮想通貨に投資する人がやってはいけない投資方法を先に上げてみたいと思います。それは短期トレードです。仮想通貨は変動率がとても高いので短期トレードが向いていると多くの人が思っているかも知れませんが、イズムの周りで短期トレードで利益を上げている人はほんの一握りの人のみです。これは何故なのか?答えは簡単です。高い時に買って安い時に売る、または元の値に戻った時にまた下がるのではないかと怖くなり売ってしまうからです。

あれ?単純に考えれば安い時に買って高い時に売れば利益は出るはずですよね?しかし、多くの人が高い時に買ってしまい安い時に売ってしまっています。なぜ、こうなるのか?これは人間心理でしょう。安い時に買う高い時に売ると単純に考えるのは簡単ですが、いざ実践になると「まだ、下がるんじゃないか」「もう少し待った方が良い」と考えてしまい不安になってしまい安い時買うことが出来ない人がほとんどなんですよね。そして、価格が上がって来た時に「まだ、上がるんじゃないか」「今だ!」と買ってしまう。イズムの知り合いの多くの方がこう言います「俺が買うと価格が下がる」「イズムが購入してすぐに価格が下がった」と、最初はすぐに上昇するだろうと上がるのを待っているが、価格はどんどん下落してしまい、耐えきれずに狼狽売りしてしまう。狼狽(ろうばい)売りとは急落局面で焦って売ってしまうこと。売り切った後にまた上がってしまうということもありますね^^;

以前こんな会話がありました。知り合いが「昨日の急落では損した」と言いい出し、イズムは「昨日の急落は買い場でしょう、買い増ししたよ」と言うと「凄い精神力だな」と。こういう人は短期トレードはすべきではないのです。ちなみに、既にその人は仮想通貨を卒業されました。

 

長期投資が基本

では、どんな投資方法が仮想通貨に向いているのかと言うと、長期投資です。数か月から数年スパンで見れば良いのです。長期で見ていれば短期的に見て下落していても短期トレードで考えている人ほどは気にはなりません。投資をする上で一時的な下落(資産目減り)は当然にあることだと言うことを理解することです。1円も損をしたくないと怖がっていては利益を得ることは出来ません。リスクを負わない者は利益を得られないのです。これ当然ですよね^^

否定的な意見も出て来そうですが、100万円が50万円になろうが、30万円になろうが、イズムはリスクを負わない人よりは良いと思ってしまいます。30万円になった時に買い増しすれば良いじゃないですか^^そんな考え方です。

ちなみに、長期投資の期間は自分で決めれば良いと思います。1年でも良いと思いますし3年でも良いと思います。2017年は数か月で億り人が複数出たと言われていますが、焦らず1年から3年かければあなたでも億り人になれる可能性は充分にあるとイズムは思いますよ。ただし、それなりのリスクを負うこと。これが出来ないと無理でしょう。別にイズムは無理やり投資をしろとは言っていませんよ。したいならどうぞということです。チャンスは転がっていますから^^

分散投資

以前に、仮想通貨のひとつのコインに集中投資?それとも複数のコインに分散投資?という記事を書いたことがありますが、分散投資は大切です。仮想通貨であれば色々なコインに投資することもそうですし、時間軸の分散も重要です。一気に購入するのではなく何度かに別けて購入すること。例えば仮想通貨投資に回せる額が100万円あったとしましょう。100万円分を一気に買うのではなく、まずは20万円購入し、30%下落したら20万円を追加で購入、そして更に20%下落したら20万円追加購入という感じです。リスクを分散することが可能です。最も良い方法は、まずは5万円分購入、下落で10万円分購入、さらに下落で20万円分購入、さらに下落で40万円分購入という具合に下落に合わせて購入金額を倍々化させて行く方法です。これは下落傾向の時には役立つ購入方法ですよ。

仮想通貨へ投資する額の決め方

これに関しては、それぞれの考え方があると思いますが、イズムは全資産の10%~15%多くても20%位が丁度良いのではないかと思っています。これも分散投資という考え方になるのですが、イズムは仮想通貨以外に不動産投資、事業投資、株式投資など色々と投資をしています。ひとつだけに投資を集中させると、その集中させた投資が下落すると全資産が丸ごと下落し資産を失う可能性もありますからね。何があるか分からないですから、間違っても全資産を仮想通貨に突っ込むというのは止めた方が良いでしょう。もし、水面下で世界の国々が密談しており全世界で仮想通貨を一斉に禁止違法とした場合は、全資産を突っ込んでいると資産を全て失うことになりますからね。無いとは思いますが・・・絶対にないとは言い切れません。

ちなみに、イズムは全資産の12%~13%くらいを仮想通貨の投資に回しています。もし仮にこれが全て無くなったとしても資産の13%を失うだけで済みますので、まだ気が楽です。失うのは嫌ですけど^^;

初めて投資をするという方は、預貯金とその他資産合計の10%くらいを目途に投資額を決めてみてはいかがでしょうか?資産の50%とかを入れてしまうと相場の動きが気になってしまい、毎日寝れない日々が続きますので注意して下さい。投資によって自分自身や家族の生活が脅かされたり、安らぎがなくなってしまうと投資している意味がありませんからね。

 

仮想通貨の将来性

現在、仮想通貨に注目が集まっていますが、最も注目すべきなのは仮想通貨に使われているブロックチェーンという最先端技術です。詳細に付いてはブロックチェーンとはという記事で詳しくお話ししていますので、時間がある時にでも軽く読んでおいて下さい。このブロックチェーンという技術は、インターネットがもたらした影響よりも大きな影響を与えるのではなかと言われています。今ではインターネットは無くてはならないものになっていますが、インターネットが出て来た当初は危ないものとして敬遠されていたこともありましたね。確かに当初は成熟していないものでしたので、セキュリティが甘かったという事もあったようです。ですが、今ではスマートフォンという形でインターネットを持ち歩く時代にまでなりました。これをその当時に誰が予見できたでしょうか?

仮想通貨も同じよう数年後には、誰もが持っているものになっているかも知れません。「えっ?お前まだ仮想通貨持ってないの?」と言われる日がきっと来るでしょう。その時には投資という面よりも利便性という面で利用されていると思います。

現在では、ブロックチェーンは金融業界に革新的だと言われていますが、このブロックチェーンという技術は金融にとどまらずあらゆる分野で使われて行くとイズムは思っています。イズムは専門家ではないので細かいことは分かりませんが、応用が効くはずだと確信しているのです。だから仮想通貨に投資しているイズムがいるんですね。

ただし、このブロックチェーンの発展と仮想通貨の価格は比例して伸びて行くかというと、そういう訳ではないと思っています。なぜなら、前述したように仮想通貨の適正価格は人々の感情から導き出される価格だからです。しかし、長い目で見た時には今よりは高い水準で安定して行くとは思っています。

 

歴史が変わる事に関わってみる

数十年後に今は見ぬ孫に対して「こんな時代があったんだよ」と歴史を語れる人になってみるのも楽しそうじゃないですか?こんな話しをすると勝手にしろやと言われてしまいそうですが、仮想通貨というのは歴史の転換点になり得るのではないかと思っていますので、その転換期に関わってみるというのも楽しそうじゃないですか^^ただただ、価格の上がり下がりをニュースで聞いたりするだけじゃなく自分自身が身を投じて、その張本人になれる何て中々ないですよ。

イズムは先輩などから不動産バブル時代の話しを聞くと、その当時に関わりたかったと思ったものです。何でイズムが生きている時代はそういったことがないんだと考えたものです。しかし、今まさにそれを体験できる絶好のチャンスがあるんですよ^^恐らくこういったチャンスは人生で2度とこないでしょう。それなのに傍観しているなんてイズムには出来ません。イズムが仮想通貨に投資しているのは値上り益を得るという目的はあるものの、仮想通貨へ投資している人と一緒に、この転換期を見届けて行きたいという想いもあるからです。

正直、将来どうなっているかは分かりませんが、大きく歴史を塗り替える事に関わってみるのは楽しいと思いませんか?

 

   

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筆者

著者イズム

房総ismの記事は全てイズムが執筆しております。房総半島の御宿町へ2017年に移住、移住後にイズムが体験したお金や地域の生の声を記事にしています!

>>イズムのプロフィール

 

イズムは不動産業界歴17年、会社経営12年、戸建投資歴5年になります。

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