成田ゴールドコースト間の往復をジェットスター(B787-800)に乗ってみたので、最後尾の57列のリクライニングが制限なく利用できるのか、また、座ってみて気が付いたことなどをお話ししてみたいと思います。
ちなみに、往路便は57列DEFの真ん中の席で、
復路便は44列DEFこれまた真ん中の席になります。
というのも、ジェットスターのボーイング787は、窓側が2席、センターに3席、窓側に2席となっているので、3席を連ねて取りたい時は、センターしか選択肢がないんですよね。
ジェットスターのチェックインカウンターは混み合っていた
チェックイン開始時間の30分後に成田空港へ着いたのですが、ジェットスターのチェックインカウンターは激混みの状態でした^^;
余裕をもって行ったつもりが、チェックインをして夕飯を食べて荷物検査して出国審査をしてと色々やっているうちに搭乗時間になっていたので、急いで向かったものの搭乗時間を過ぎても何の動きもなし、かなり時間が過ぎてから「機内清掃が間に合っていません。遅れます。」的なアナウンスが・・・「いやいや遅れますじゃなくて、既に遅れているから・・・」LCCあるあるですね。
そこから15分ほど待つと搭乗開始となりました。
ちなみに、遅れていたからか分かりませんが、子供優先的なものはありませんでした。
ジェットスターB787の最後尾は子連れに良い
機内に入り最後尾へ
見た感じだと、そう狭くもないですし綺麗な機内と言った感じです。
座ってみると足元もゆったりとしており、LCCにしては広く感じますね。
隣には席はなく斜め前に窓側の席がある形になっているので、目線などは気になりません。
ただ、キャビンアテンダントの席が真横にあるので、気になるかな~と思ったものの、この席にキャビンアテンダントが座るのは離着陸時のみで、ほぼ人はいない状態でした。
肝心の最後尾57列のリクライニングはと言うと
この様に普通に最後までリクライニングが効くようになっていました!
なお、リクライニングで倒すとシートのお尻の部分も少し前に出るような設計になっているので、多少楽にはなりますね。
通路はやはり狭く人1人がギリギリですので、(窓側席)横に人がいると思うとちょっと厳しいかも知れません。
先ほども言ったように、最後尾57列の横はキャビンアテンダントの席があるだけで広い空間になっている為、かなりゆったりとした感じはあります。
また、子供がいるとずっと大人しく座っていられる事も少ないと思いますが、この席であれば横の空間があるので、シートベルト着用サインが消えれば抱っこして席の横に立っている事も出来ますし、後ろにあるキャビンアテンダントの飲み物や食べ物を用意する場所もある程度入っても何も言われなかったどころか、キャビンアテンダントたちが子供を可愛がってくれるので本当に助かりました。
子連れには最高の席ですね。
とは言っても機内で長時間過ごすのには子供にとって辛いものです。
ただ、機内エンターテインメントはラジオとフリーの動画以外は全て有料となります。
USBコネクタは設置されていたので、パソコンやスマートフォンに動画などをダウンロードしておき、いざという時は見せるという方法を取るのも良い選択でしょう。
イズムの息子は、ジェットスターの無料動画を見ていましたが、完全英語で何を言っているのか分かっていないのに爆笑したりしていましたが^^;
直前になるとビジネスクラスへのアップグレードの案内もある
出発が近くなるとジェットスターからメールが届き、ビジネスクラスにアップグレードしないか?という案内が来ることがあります。
片道1人18,000円なので、安くはないですが、高くもないと言ったところ。
ただ、ジェットスターのビジネスクラスは昔乗ったことはありますが、横幅やピッチは広いもののリクライニングが結構効くので、前の人がリクライニングを最大まで下げて来ると圧迫感がかなりありました。
そうなると自分も下げるしかないですよね。LCCのビジネスクラスはそこまで期待しない方が良いでしょう。
どれくらいお得なのかを調査してみましたが、それほどお得感はないかなと言った感じでした。
このビジネスクラスへのアップグレードは往復共にオファーが来るとは限りません。
その時の席の埋まり具合などで変わって来るのでしょう。
こちらが復路便のエコノミークラスの料金表です。
で、こちらがビジネスクラスの料金表になります。
これを見ると1人辺り5万円プラスしないとビジネスクラスにアップグレード出来ないので、お得に感じますが
往路便を見てみると、そこまで料金に差がないのが分かります。
こちらがビジネスクラスの料金表です。
その差は1人1,500円です。
ただ、この料金表は最も高い時期のものになるので、イズムが予約を取った時期の価格約24万円から考えるとお得感はありますが、現時点ではそこまで魅力的には感じませんでした。3人で54,000円かかるなら、泊まるホテルをアップグレードさせた方が良さそうですよね^^;
エコノミークラスの予約をするのに、既に高い時期になってしまっていた場合は、ビジネスクラスを選択した方がお得なのは当然のことでしょう。
ちょっと話はそれてしまいましたが、ジェットスターの最後尾57列のリクライニングは普通に効き、横に誰もいないので広々とした空間を堪能できるとても良い席だという事が分かりました。
なお、イズムの奥さんも「この席は良い、帰りもここが良い」と言っていたので、子連れには最高の席だと思われます。
復路便の44列EDFに関しては、1か月半後に帰国予定ですので、帰国後に再度アップしたいと思います。
2019年3月14日追記
復路便の席はどうだったのか?続きを記載したいと思いますが、オーストラリアでのチェックイン時に「ベビーベット(バシネット)の装着席が空いているんですが変更しますか?」と聞かれたので何となく「はい。お願いします。」と伝えたところ10列のABCとなりました。
よくよく確認してみるとアップフロントシートという席で1席2,100円の追加料金がかかるみたいですね。しかも、ジェットスターから提案してくれたので無料でアップグレードしてもらえたようです。
ジェットスターB787のアップフロントシート10列ABCは快適そのものでした。
という事で、ジェットスターのB787の44列EDFではなく、10列ABCに付いてお話ししたいと思います。
席は、この様に感じで広々としています。ただ、席と席の間にあるアームレストを上げることが出来ないので、子供を横にして寝かせて上げることは出来ないのが難点ですが、オーストラリアからの復路便は昼間だったため、息子は一睡もしなかったので関係ありませんでした。往路の夜便の場合は注意が必要ですね。
座ってみると前面にかなりの隙間があるのが分かります。搭乗後、出発まで娘はここでしばらく遊んでいました。
リクライニングをして、前にある籠にブランケットなどを詰めて足置き場にしてしまえばベッドのように寝られます。
前にある壁の上部にはベビーベッド(バシネット)が備え付けられているので、開けば娘が寝るベッドとして使えるので娘が寝ている間の抱っこがなくなるので助かります。息子も「何これ~ベッド?」と嬉しそうにはしゃいでいました^^
ちなみに、このバシネットは離陸後ベルトサインがなくなったら使えるので、悪天候などの場合は使えないようですね。イズムたちが乗った飛行機のフライト時には揺れることもなくベルトサインもすぐに消えてくれて、良いタイミングで眠りに入ってくれたので娘はここでぐっすり数時間眠っていました。その間親は自由に過ごせるのでめちゃくちゃ助かりました!
10列の欠点しては、リュックなどの荷物は離着陸時に一旦上へ上げなければならないのが面倒、TV画面やテーブルを出す時が面倒というくらいです。
また、フライト後半に娘が起き出して良く寝たせいか元気が良すぎて動き回りたがるのですが、歩かせて上げれる場所がないですし、すぐ壁の前はビジネスクラスという事もあり、ちょっとだけ気を使いました^^;
ただ、10列は至って快適な席だと思います。2,100円の追加料金を払ったとしても充分価値はありますね。
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